セルフ・コンパッションに出会う前の私は、厳しいことが良いことだと本気で信じていました。
同じような考え方で育った方も多いと思います。
とにかく、自分にも他人にも求めるものが高く、厳しかったのです。
親しい間柄であれば、厳しいこと(酷いレベル)も平気で言っていました。
それが、良いことだと信じ込んでいたので。
がむしゃらにやることが良いことだと思って、
例えば、大学2年生の時に交換留学に行って、英語できないのに、大学院の授業とって朝五時半から勉強する羽目になったり。
(何をしていたんだろう、、、)
圧迫系が強かったので、ほぼ男性の体育会系の会社に入り、メンタルの強さを自負していたりとか。
(本当はガラスみたいな割れたら戻らない強さだったのですが)
オランダに移住してからは、ヨーロッパの9時~17時勤務が物足りず、仕事しながら大学院に通い始めたりとか。(めちゃくちゃ体調崩します。)
長男を妊娠している時に転職活動を始め、産後3週間で、自転車に乗って就職面接に行ったりとか。
(その時乳腺炎にかかっていて40度近くの熱が出ていたのに、それにも気づかず、汗をかいているのは暑さのせいだ、とわけわからない理屈をつけていた。)
今思えば、「自分」が全くない人生を送っていました。
社会が良いとしていること、外が設定している基準ばかりに目が行っていて、
「自分」が、何を必要としているのか、なんて考えたこともなく、
自分に、無理ばかりを要求してました。
無理に頑張り通す、それでもだめだったら撤退するという生き方は、
育児で通用せず、パートナーシップでも通用せず、オランダの社会でも通用せず、、、
産後、様々なことで行き詰まりました。
初めて「とにかく頑張り通す」という方法では、上手く行かないということに、気付いたのでした。
そして、その時、たまたま出会ったのがセルフ・コンパッションでした。
また、セルフ・コンパッションに出会ってどう変わったのかについても、書いてみたいと思います。
月660円からできる、心の筋トレを始めます。
週に一度30分から参加でき、セルフ・コンパッション瞑想の練習、シェアリングをします。
11月14日(火)スタートです。
セルフ・コンパッション with 竹内広恵 | Peatix