先日、グーグルアカウントからログアウトをし、そのアカウントに入れなくなる事件が起こりました。

 

仕事で使っていたアカウントだったので、資料もメールも全部消滅。

仕事で使っていたYoutubeも消滅。

Peatixもグーグルアカウントと連結させていたので、消滅。

他にも問題はありますが、かなりのダメージを受けました。

 

まず、生じた感情は「怒り

普段ログアウトしないのに、ログアウトする原因になった事象に対する怒り。

 

そして「

事務が苦手で、管理がうまくできない自分に対する恥と、

周りに何を言われるのかという、恐怖と恥

 

思考がグルグルし始める一方、

どこかに隠れてしまい衝動、甘いものに逃げてしまい衝動、

外を攻撃したい衝動にかられ、

冷静さを失う一歩手前でした。

 

その時、幸いにも、今まで練習してきた

マインドフルネスとセルフ・コンパッションの実践が、ふっと現れました。

 

そして、気付きました。

 

私、今、悲しいんだな、と。

 

怒りや恥といったいわゆる「固い」感情の裏に、

全てを失って「悲しい」という脆い感情があったんだと。

 

この悲しみに対して、コンパッションを向けながら寄り添っていると、自然と涙が出てきました。

それは、この3年間、MSCを実践してきた得た気付きや、

MSC講座を開催しての気付きや、

試行錯誤して見つけた自分の「言葉」が詰まったものを、失った悲しみでした。

 

悲しみを排除せず変えようとせず、

コンパッションの力を借りて、ただそこにいさせてあげていると、不思議と力が湧いてきました。

 

そして、気付きました。

記録は消えてしまったけど、有難いことに、

私には、ヴィッパサナー、セルフ・コンパッションの実践があり、

さらに、実践を積み重ねていこうというエネルギーが、湧いてきました。

 

そして、その日、新たな決意のもと、瞑想をしていると、また気付きました。

私の「実践」も結局「私」のものではなく、

仲間がいるからこそのものであり、

「コミュニティ」に対して感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

全てを失った悲しみと怒りの経験は、

実践とコミュニティに対する感謝の経験に、変容しました

 

冷静になった頭で、同じことが起こらないよう、

バックアップ体制を見直し、強化しました。

 

また、自分の資料も見直しています。

今年前半にヴィッパサナーを集中的に練習してきた経験や、

今勉強しているJoan Halifaxのコンパッション、「」、アドラー心理学を用いた子育て

そして、オランダから長野県へ一家でUターンして築いてきた「私たちらしい家族の在り方、生き方」を、

自分が開催するMSCの講座に取り入れ、

多様性が認めら、誰もが自分らしく生きられる社会に貢献すべく、発信していきます。

 

 

失敗の経験こそ、学びのチャンス

セルフ・コンパッションを使うことで、辛い経験が感謝の経験に変容しました。

 

そして、新しいメールアドレスと、Peatixページも作りました。

selfcompassionwithhiroe@gmail.com

 

セルフ・コンパッション with 竹内広恵 | Peatix

 

 

 

 

 

明日金曜日20時より、11月2日スタートMSC8週間講座の無料説明会を行います。

マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC)オンライン8週間コース (2023年11月スタート) | Peatix

 

土曜日は、MSCの瞑想を体験できる、無料お話会、瞑想会があります。

 

 

どちらもお気軽にご参加ください。