今週末は、義母の誕生日を祝う集まりがありました。
私の義母は、とてもオープンで、私たちの生活スタイル(非オランダ)に小言をいうこともほとんどありません。
義父もとても温かい方です。
が、やはり家族行事は、ストレスを感じます
そこに夫と夫の妹家族も加わると、
さらに自分の異質性が目立ってきて、居心地が悪くなるのです。
(義家族は全員オランダ育ちのオランダ人です)
家族行事があると、大体このストレスをしばらく引きずってました。
今回は、数日前からこの行事をどう乗り越えるか、考えました。
まず、自分が居心地が悪くなる時がどういうときなのか考えました。
大体、きっかけは、「違い」が表面化したときです。
1.異質性を感じ始めると、自分で自分の価値を下げ始める。
2.すると、どんどん身体が強張ってきて、身体を小さくし、居場所がなくなるような感覚になる。
3.そして、怒りが湧いてくる。自分の居場所が脅威にさらされている感覚があるので、自分を守るために、自分の正しさを守らねばという気になり、相手が間違っていると思い始め、怒りを覚える。ついては、夫は自分の側に立つべきだと信じ、同じ意見でない夫が敵だと思われ、夫に対する怒りも生じる。
こうして書いてみると大げさのような気もするのですが、
「愛されたい」「受け入れられたい」というのは人間の普遍的ニーズです。
群れで生きているので、受け入れられることはサバイバルに直結するわけです。
なので、自分は違う、自分だけ受け入れられないと感じられると、闘いモードになります。
今回の集まりは、セルフ・コンパッションを使うことを心掛けました。
1.マインドフルネスを使って、闘いモードに入りそうになった時に、
立ち止まってそれに気づくこと、そして自分の認識が真実なのか、気付きを向ける。
2.セルフ・コンパッションを使って、自分で、自分の為の「居場所」を作る、自分のニーズに耳を傾ける。
そして、集まりを無事乗り越えました。
むしろ、とても楽しかったです。
それでも、家に帰ってくると、ストレスがふつふつと出てきていることに気づきました。
若干、夫に怒りを向けそうになりましたが、
立ち止まり、自分の感情に向き合い、瞑想をして寝ました。
そして、集まりの次の日。気分が良いです(笑)
人間関係って難しいですよね。
特に近い人間関係は。
でも、相手を変えなくても、
自分が、その人間関係とどういう関係を持つかということを選択することはできます。
セルフ・コンパッション、マインドフルネスがとても役に立ちます。
マインドフル・セルフ・コンパッション8週間コースでは、第7回目に難しい人間関係について、掘り下げます。
来週(水)より、セルフ・コンパッション10週間コース(英語)を教えます。
日本語講座次回開講は来年の始めを目指しています。
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