頑張れば何でもできると教えられて、育ちました。
自分の可能性を信じてくれた両親には感謝してますが、
この頑張れば何でもできるという考え方を極めると、
できないのは、頑張らなかったから、という自己責任論に至りかねません。
実際、私がそうでした。
頑張れば何でもできる。何でもできるようにならないとダメ。
できないのは頑張っていないから。
頑張れない自分はダメ人間。。。
でも、どこまでに責任を持つべきでしょうか?
このDNAも、生まれ育った家庭も、国も、時代も、そもそも私たちが選んだものでないのに。
性格も選べるものでなく、健康も選べるものでなく、
そもそも選べるなら、みんな、「完璧」な性格、家庭環境を選んで、みんな成功してません!?
そして自分の「欠点」が、どうにかできるものなら、とっくにどうにかしていません。。。?
この怒りっぽい性格も私が選んだものじゃないわ!!!
この先延ばしの性格も私が選んだものじゃないわ!!!
この人見知りの性格も私がえらんだものじゃないわ!!!
この身体能力も私が選んだものじゃないわ!!!
この。。。。。!!!
何が言いたいのかというと、自分を責めるのをやめましょう、ということです。
自分でコントロールできないことが人生です。
自分の性格、能力で苦しむことがある際、そっと自分に優しく寄り添いましょう。
不完全な私を受け入れてあげましょう。
苦しんでいる自分に、そっと優しく寄り添いましょう。
セルフ・コンパッションの3要素をつかってみましょう。
完璧な人生を送りたいけど、人間は不完全です。
その不完全な自分で、楽しく生きませんか。
参考文献 Kristin Neff & Christopher Germer 2018