フラクタルという概念を発見した科学者が書いた相場の本! | 相場道書店ー大型書店でも満足できないあなたへ

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自分自身はまだ道半ばですが、500冊以上は間違いなく読んだので、本当に役に立った本や希少な本を紹介していきたいと思います。近所の本屋や大型書店の本でも満足できないあなたへ、本物の本との出会いをお約束いたします。

今回はフラクタルという概念を発見したブノワ・マンデブロ氏が書いた本を紹介します。フラクタルとは図形の部分と全体が自己相似になっているものなどをいいます。

 

 

[目次]

第1部 たどってきた道(リスクとリターン-金融工学は、リスクを過小評価するような都合の良い仮定に基づいて構築されている!
運を決めるのは、サイコロか、弓矢か?-金融市場における例外的な事象を確率的に正しく扱う方法
バシェリエの功績-100年前、運を逃した天才フランス人数学者によって金融市場の研究は始まった ほか)
第2部 新たな道(市場の乱流 はじめに-フラクタルの視点で見る市場 金融市場は水や空気の乱流と似ている
凸凹の研究 フラクタル入門-フラクタル幾何学の視点 市場価格変動のチャートと羊歯の葉の類似性
綿花価格のミステリー-フラクタルの概念はマンデルブロによる綿花価格の解析から生まれた ほか)
第3部 これからの道(禁断の金融10ヵ条-市場の本当の姿 フラクタルの視点からの教訓
実験室にて-フラクタルは、金融の世界をこれからどのように変えていくのか?)

 

私がこの本を読んで勉強になったのは、

 

①市場でのボラティリティは一定ではなく、短期間にまとめておきるボラティリティクラスターという現象がある。

 

②価格の予想はできないが、マンデブロ氏はボラティリティは予測可能だと言っている。市場価格はある種の記憶を持って変動していて今日大きな価格の上昇があったとすると、高い確率で明日の価格変化も大きくなるという。

 

の2点です。ボラティリティはトレーディングシステムを作るうえで、必須の項目だと思います。この本に書いてある、マルチフラクタル、長時間相関やノア効果、ヨセフ効果などトレードアイディアが湧いてくる内容となってます。

 

↑左上1997右上1999左下2015右下2022 日足のドル円チャート125円付近のチャートを集めました。フラクタルってすごいですね。