今回はVWAPが分かる洋書を紹介します。
↑VWAPの計算方法やVWAPがなぜ効くのかが説明されています。わたしはVWAPというと株式でしか通用しないものだと思っていましたが、著書はFX取引でも使っているようです。わたしがVWAPが面白いと思った理由は、移動平均線と違ってパラメーターは誰でも同じなので、トレードシステムの再現性が高いということです。それに「このパラメーターがベストなのか?」という疑念を持たずにすみます。(ただどこを起点にするかで日次、週、月、年のVWAPはあります)そんなにぎっしり書かれた本ではないので、グーグルレンズごしに読んでも二時間もあれば読めます。本によるとVWAPは機関投資家などの大口投資家がよく使っているそうです。VWAPをここまで丁寧に紹介している本は日本の書籍にはないのでおすすめです。
↑ドル円1分足。ヒゲが出ていることと10PPS以上取れているところを表示してあります。
「1つの理論だけで、あらゆる状況における全ての為替の動きを説明できると信じてはならないし、あるいは理論の組み合わせであっても、単に一定の状況下の為替の動きを説明するにすぎない、この事実が理解できないのならば、どんな理論も信じずに、ただ実務的な経験と本能に頼る方がましである」
A Textbook on Foreign Exchange ポール・アインチッヒ
秒変の世界に生きる 太田満穂 より引用
↑最近読んだ本で良いことが書かれていたので紹介しました。
次回は7月中に更新予定です。