
シリーズの二冊目を書いているなら、「前に説明したとおり」という文を一つ探してみませんか。前の巻を読んでいる人には通じても、途中から手に取る人には、何を用意する話なのか分からない場合があります。
今日は、その一文と次の作業だけを見直してみましょう。前巻の説明を全部移す前に、今の本で何が必要かを確かめます。
次の作業で使うものを、名前で示す
その文のあとに、一覧や原稿を使う指示があるでしょうか。必要な資料の名前と、どんな状態までできているかを書き出してみてください。
たとえば「前巻で作った一覧を使う」なら、記事の候補を並べたものか、採用理由まで付いたものかを分けられます。同じ一覧という言葉でも、準備できている範囲が違う場合がありますよね。
ナガーノがおすすめしたいのは、読む前に必要な状態を一行にすること。前巻を読んだかだけでなく、今回の作業を始められるかを考える入口になります。
前巻が必要か、今ある資料で進められるか
一行にした条件を見て、この本の中へ短い説明を補えるかを考えます。手元に原稿があれば使える内容なら、その状態から進める案内を作れる場合もありますよ。
一方、前の巻の作業が必要な構成なら、その前提をはっきり伝えましょう。「どこからでも読める」とだけ書き、必要な資料の説明を省かないようにしたいですね。
全部の章をもう一度載せるかどうかではなく、今の巻で使う部分を選ぶ。用語の意味と、資料のどの欄を見るかを短く示せるかが、見直しの手がかりです。
同じ資料でも、見る場所を変えて案内する
前の巻では記事選びに使った一覧を、今の巻では制作の担当確認に使う、という組み方も考えられます。その場合は、この巻で使う欄を具体的に示したいですね。
共通の表へ項目を追加したなら、その違いも説明します。以前と同じだと思った人が、新しい条件を読み落とさないかを確かめましょう。
一文を直したら、そのあとの指示まで続けて読んでみてください。前の巻の記憶がなくても、必要なものと次の作業が読み取れるでしょうか。
各巻の入口や、共通する説明の整え方は元の記事で紹介しています。シリーズの統一感を考えるときも、今の一冊から読む人へ必要な案内を確かめてみてくださいね。
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