http://www.kinder-space.com/index/WS2024.html
劇団キンダースペースモノドラマワークショップ2024-II
参加者あと一名様募集しています。
モノドラマとは「物語」を伝える舞台表現です。前提となるのは観客を前にした「空間」と、そこに俳優が「居る」こと。この時、もちろん語り手としての発語の技術、発声や滑舌、それぞれの人物を演じ分ける演技力が求められます。
ただ大事なのは、それらは全てリアクションとして生まれるものだということです。「物語」は、俳優が対応してそこに現われた時に始まります。解釈や説明ではありません、演技して見せることでもありません。
俳優は、まず文学者の創りあげた世界の前に身を置いて、彼ら自身が感応した世界の不可解、不条理、未知に反応することが求められます。観客は、このリアクションを通して世界を感じ、想像し、その世界を追体験するのです。
最小限の設定によって示された空間にどのように関係を結び、どう立つか。
どのようにその世界の中に、想像を喚起させる「媒体」として存在するか……。
まず、そこに身を置くことから始めましょう。
演出:原田一樹
スタッフ:劇団キンダースペース
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