ドイツの木々に囲まれて・・・関西弁とB型家族 -99ページ目

卒業しないという選択

ドイツの大学についてはよくわからない

 

 

トムは去年、選択科目を変えたから1年長く大学へ行くと言った。

今まで受けた大学の試験は全て1回で合格してるけど、必須の選択科目でもあるのかと思っていた。

だから、ふーんって思って聞いてたんだけど

 

先月末にトムと話していて驚いた

 

「実は俺、もういつでも卒業できるねん。」

 

へ?

 

「もう必須単位は全部取ってるから、学士論文書いたら卒業できるねん。でも、今の通ってる大学に選択科目が沢山あって、それが結構面白い内容やから、それ勉強したいねん。だから1年長く大学におろうと思って。」

 

へー、そうなんや。。。

 

トムの勉強してるコンピュータサイエンスという学部は 6セメスター 3年で卒業できる。

ドイツは学部によって、また大学によって勉強する期間が違う。

そう、今学期で3年を迎える。

だから、トムは今年卒業できるのだ。

 

日本人的考えだと、とっとと卒業して院へ行くか、就職してキャリア積みたいと思うんだけど、トムは今ここでしか勉強できないことを今したいらしい。せっかくお金払ってるんだし、今通ってるんだからって考えらしい。

 

社会人になってからも、その教科だけ勉強するために大学に通っている人はいるけど、彼は今勉強したいらしい。

 

先週は試験を白紙で出したと言っていた。

すごく驚いたけど、トムが

「その教科の勉強はしてたし、試験内容見ても受かるって思ったよ。でも、この感じの内容やったら俺が欲しい点が取れないって思ってん。それやったら来年、仲のいい友達と一緒に勉強して受けようって思って。だから白紙で出した。」

 

あ、そうなんや。。。

 

ドイツは一つの試験に3回落ちると、ドイツ全国どこの大学でもその学部では勉強できなくなるって聞いていたので、1回の試験勿体ないことしてるって思ってしまったけれど、彼はそれだけ試験に受かる自信があったってことなんやなって思うことにした。

 

試験前にキャンセルもできるんだけど、来年受けようって思った時にはキャンセルできる時期過ぎてたらしい。

 

実はトムは、2セメスター目の時に受ける予定だった試験4つだったか6つだったかが大学のシステムエラーで受けられないという災難に見舞われたことがある。あの後、受けられなかった試験を通常試験に合わせて受けないといけなくて、2年目は1セメスターで9つくらいの試験を受けていた気がする。それでも単位落とさなかった彼はよく頑張ったと思います。

 

 

あと1年半ほど、大学で勉強したいだけ勉強したらいいと思う。

 

ギムナジウムの時、好きな数学と物理と体育以外はひどい成績だったし、口頭評価はいつも6。

よく落第しなかったものだ

あの時は本当に親も子も辛かった

 

今は好きなことが勉強できるので楽しいみたい。

 

学生バイトも始めるみたいだけど、内容が学生バイトにここまで責任持たせる仕事させるのって思う内容なんだけど。。。

まー、一応2回面接して受かったらしいので、頑張ってもらいましょう。