ドイツの木々に囲まれて・・・関西弁とB型家族 -71ページ目

一人卒業しました

前にも書いた生徒

 

やめる生徒

 

3,4年教えていたのかと思っていたら、なんと6年も教えていました。

 

私はてっきり他の先生に変えるのかと思っていたら、彼は今後は読書をしていきたいとのことでした。

日本語授業を卒業することになります。

 

最初から日本語レベルがある程度あった生徒だったので、最初は「上級へのとびら」という本を1年半ほど一緒にしました。

予習をしっかりしてくる生徒で、新しく習った文法で面白い文を沢山作ってくれました。

 

そのあとは、青空文庫などから彼が選んだ本で

蜘蛛の糸

或旧友へ送る手紙

どんぐりの山猫

一房の葡萄

大金塊

などなど

 

私が読んだ事がない本も選んでくれていたので、毎回授業前に自分で読んで、質問されそうな言葉を調べたりして勉強しました。

 

これだけ日本語ができるのに日本へは行かないって言っていた彼ですが、去年の秋に友達と行きました。

日本で歩きすぎて足が腫れて医者へ行かなければいかなかったりもしましたが、日本を楽しんでくれたようでうれしかったです。

 

彼は、とある語学学校で入学拒否をされた人でした

充分なレベルがあるのに、低レベルだと思われ入れなかったと言っていました。

理由は会話のスピードが遅いから

ミスが本当に少ない生徒でしたが、最初のころはゆっくり会話をする人でした

今はテンポよく話すし面白いことも言ってくれます

 

先日最後の授業でした

 

授業の後に彼にお礼のメールを書き、彼からも返事がきました。

 

今はどんな状況でも自信をもって会話ができるようになりましたって。

 

嬉しいですね

 

こうやって、突然授業をやめるのではなく、「卒業」した生徒ははじめてです。

 

また、私のヘルプが必要になったとき、連絡をくれると思います。

 

それまでは、時々近況報告などをお互いにできたらいいなと思っています。

 

最後の授業では、幸せな気持ちになり、胸が熱くなりました。