虐めない子を育てるポイントの基本
http://ameblo.jp/kinder-ex/entry-10723920378.html


虐めない子を育てるポイント1(自己肯定力を育てる)
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~虐めない子を育てるシリーズ~ 第3弾
 『道徳心を育てる』です。


道徳心は虐めの場において“優しさ”や“思いやり”と捉えてください。
相手の気持ちに立って物事を考え、相手の事に気が付く。
その事が、虐めない子になることに直結しています。

道徳心を育てるときに大切にしたい事は

・いろいろな場面や境遇で、気持を揺さぶられる
・人の心の温かさを感じる


と言えます。
道徳心を育てることは心を育てることです。
人によって自分の心が動かされる経験をし、自分以外の心に触れて育っていきます。
ときに対象は人でなく動物や虫だったりもします。


では、乳幼児期で道徳心を育てるにはこの5つのポイントがあります。

1.親の優しさに触れる
2.親の心を感じる
3.アニミズムで感じる
4.愛着をもつ
5.弱いものに触れる



では一つ一つを説明していきます。



 ■□■□1.親の優しさに触れる ■□■□

文章のままに、親が優しさを与える事です。
子どもに優しくしてあげましょう。
このときのポイントは

・怪我したとき
・困ったとき


の2点。
子どもが怪我したときに手当てしてあげる。
心が折れた時に励ましてあげる。
ということです。
また、困ったときとは
言いたい気持ちが言葉にならない時に、言葉にしてあげる。
やりたい事が出来ない事を手伝ってあげる。
どうしたらいいのかわからない時に、示してあげる。
などです。
愛着の定義として、困った時に手助を求める事が愛着と言われるくらいです。
大切にしてあげましょう。



 ■□■□2.親の心を感じる ■□■□


意外にしていないのが、親が自分の気持ちを言葉に出さないこと。
子どもが可愛いから、子どもが自分(親)を叩いても、自分は笑顔でいる事ありませんか?
親が自分の気持ちを言葉に出して伝えることが大切です。
ポイントは

・思ったことを言葉に出す
・親が行動してみせる


です。
親だって叩かれれば痛いもの
「痛い!」と大げさに痛がってもいいと思います。
虫を殺しているのを見て
「可哀そうだよ」と言っていいのです。
倒れている人を見て
「助けてあげようね」と言葉に出して助け手あげること。
電車で老人に
「席を譲ってあげましょうね」と譲ってあげること。
他に、子どもが優しい事をしているのを見たら
「○○ちゃんは優しいね」
「○○ちゃんは喜んでるね」
と伝えてあげる事も大切です。
言葉に出だして行動することで、子どもはダイレクトに親の心を感じます。



 ■□■□3.アニミズムを使って ■□■□

年齢が3歳くらいまではアニミズムがあります。
参照:アニミズム…http://ameblo.jp/kinder-ex/entry-10733462397.html
簡単に言うと、物を生きていると感じたり、物にも心があると思っていることです。
これを利用して言葉をかけていきます。
ここでのポイントは

・物に優しく話しかける
・物を大切に扱う


の2点です
例えば、いくつもあるはずのショーケースに、2つだけお菓子が入っているとします。
そんなとき
「1人にしちゃ寂しいね、2つとも買ってあげようね」
と言葉をかけたり
物が落ちていたら
「可哀そうに。汚れちゃったね。」と言って泥を落としてあげる。
壊れたもを見たら
「痛かったね。直してあげるね」と直してあげることです。
実際に直らなくても、絆創膏を貼ってあげたり、箱にしまってあげたりするだけでもいいです。

絶対にしてはいけないのは
「もう捨てなさい!」
「壊れちゃったkら、使い物にならないのよ」
などと、物を軽視する言葉を繰り返すと、すべての物をそう見てしまいます。
子どもは、物と人の区別がないからです。
実際には、本当に要らない物もたくさんあります。
そんなときは、子どもがいない場所で気がつかれないように、ゴミ袋の奥深くに新聞紙に包んで捨てればいいのです。


 ■□■□4.愛着をもつ ■□■□

アニミズムにも似ていますが、物に対しても人に対しても愛着をもつことです。

ポイントは

・物を粗末にしない
・生活品は捨てない
・捨てるときは、思い出を振り返る


の3つです。
消費社会となっている日本ですが、物を大切にすることは優しさにつながります。
何度も何度も繰り返し使い、汚れても壊れても奇麗にして直して使う事で、尊さや優しさを感じていきます。
物を捨てるときは、思い出を振り返ってあげてください。
「○歳の時に買って、○○のときに一緒に○○してくれた靴だね」
などと振り返って、捨てたくなくなるような気持にさせてあげてっください。
けれど、捨てなきゃいけない時もあるので、最後には
「ありがとう」
と一緒に言って捨てに行きましょう。



 ■□■□5.弱いものを育てる ■□■□


虐めてほしくない子に、その子よりも弱い生き物を育てさせることです。
犬、猫、うさぎ、モルモット、金魚、カブトムシ、クワガタ、ザリガニなどを飼うことです。
家庭によっては
「マンションで犬は飼えないので」と言うかたもいらっしゃいますが、昆虫でもいいのです。
「私が虫は苦手なので」と言う方もいらっしゃいますが、爬虫類でもいいのです。
(※出来る事なら、親の好き嫌いで虫を飼うか飼わないかを決めないで欲しいです。)
ここでポイントです。

・子どものが選んだもんを飼いましょう
・基本的な知識と方法を与えましょう


子どもは絶対に生き物に興味をもつ時があります。
その時には、親は絶対に否定をせず、一緒に育ててあげましょう。
子ども自身が選んだものです。それは子どもが一番愛着を持ちやすいものです。
愛着をもった物の"生”と“死”ほど心が動かされるものはありません。
病気になったりいなくなったりしても、子どもは一生懸命です。
親は、買い始める前に、必ず基本知識を与えてください。
「猫は水が嫌いだよ。毎日毛は梳いてあげてね」
「カブトムシは樹液を食べるよ。霧吹きで一日2回水分を与えてね。」
「犬は散歩が必要だよ。ダメな事は教えないといけないよ。そのかわり良く褒めてあげてね。」
などです。
年齢が6歳にもなれば、図鑑も見ることができます。
図鑑で育て方を調べさせるものいいでしょう。
本への興味にも文字への興味にもつながります。
その年齢では、親は殆ど手を貸すことなく、責任感を与える事でより愛着がわいてきます。
その子だけが御世話をしたり、その子のペットにしてあげるたりする事で、より愛着の効果は増してきます。
「この生き物に自分が必要とされている」
「自分がいなくてはいけないんだ」
「自分がお世話をすると元気でいられる」
「ご飯を食べてくれる」
そんな気持が自分の居場所を作り、さらには自己肯定力へとつながっていきます。

この弱きものを育てる気持は、小学校でも盛んに取り入れられています。
年齢問わず、どんどん取り入れて、積極的にやりましょう。






今回は道徳心を育てるでした。
道徳心を育てるのは、非常に難しい時代です。
それは、親に道徳心がなくなりつつあるからです。
時間に追われ、仕事に追われ、他者への関心も薄れています。
今一度、大人として、自分の行動や心に問いかけ、見つめなおす事が必要かもしれません。



続編は『規範意識を育てる』です。

この『虐めない子を育てる』は、とても難しいテーマで、多くの知識を終結させなくてはいけません。
よって非常に濃い内容になってきます。
長文が多くなって専門用語も出さざる得なくなってくる事もあります。
もし、不明な点や質問、不備などありましたら、気軽にコメントやメッセージを開きこんでください。

リクエストのテーマはたくさんありますが、今すぐに社会が必要としていたり、現状困っている人がいる場合には、優先して書かせていただきます。
どしどしクエストを待っています。