「 責任は与えられるが、権限は与えられない 」 



これって、 


「 おまえに任せるから上手くやってくれよ、 


  ただし、失敗は許さんからな、


  失敗したときは、その責任は自分で取れよ。」


ということでしょうか?



これじゃ、たまりませんねぇ。


でも、よくあることじゃないでしょうか。




某中堅企業の社長が、自分の会社の幹部達の前で話した言葉。



「 おまえ(部下)に任せた仕事が、


  成功したら私(社長)の手柄、失敗したらおまえの責任だ。 」



一瞬、耳を疑ったが、例え話でもなかったので、


つい、本音が出てしまったということかもしれない。




人を育てる大切さは知ってはいても、これでは人は育たない。




某中小企業の社長が、幹部に責任ある業務を任せるときに話した言葉。



「 おまえに任せた仕事を遂行するのに必要な権限は与える。


  臆せず、思う存分にやって結果を出してくれ。


  そこで起きたことの責任は俺が全て取ることにする。 」



嬉しい言葉ではあるが、その社長は、やはり心配だったのでしょう。



常に責任は自分が取ると言いつつ、口を出し過ぎてしまったのです。




人を育てる大切さは知ってはいても、これでは人は育たない。




どちららのケースも、形の上での権限委譲は成されています。


これらは、社長と部下との関係ですが、


もし、中間管理職(役員も含む)と部下との関係であるなら酷いものです。



上司の自己保身、責任転嫁に付き合わされる部下はたまったものじゃない。




人を育てる大切さは知ってはいても、これでは人は育たない。




・・・いつかはあなたも上の立場になるでしょう。 もうトップになってます?!



 「 あなたは権限委譲ができますか? 」