9月4日「勇払原野に日は昇る……って、今原野って呼ばないの?」の巻

 

 カメラの調子が悪い。十字キーの表示が出ないのだ。うーん、昨日の「3mの滝落下事件」の後遺症か。しかしライブビューにすると何とかなりそうなので、確かめに行こう。

 というわけで朝3時、札幌を車で発つ。狙いは勇払原野の朝日。お腹の調子のこともあるので、駐車場にトイレのある樽前山に決めた。山頂付近は強風だった。三脚にカメラを設置、目を離した隙に三脚ごとバタン!と立入禁止ロープの向こうに倒れてしまった!いかん!急いで抱き起こすも、PLフィルターは傷だらけ。このショックでもしかしてカメラの調子が戻ったりして!なんて無理だよね。叩けば直る昔のテレビじゃないんだから。一式をかかえすぐ風のない中腹に撤退。

 お、日の出だ。

 

だましだましライブビューで粘る。

 さて、中学の頃から地図を見るのが好きで、自転車一人旅をしていたのは以前に書かせてもらったが、記憶では確かこのあたりは勇払原野(ユーフツゲンヤ)と呼ばれていたはず。地図には勇払川はあったが「原野」の文字が見当たらない。苫東地区開発(40年ほど前)あたりから、もしかして原野ではなくなってしまったのだろうか。

 今日はここまで。10時から東札幌の授業だ。そうそう、東札幌の知的障害者劇団は、ここ勇払にも関係する。劇団名はハスカップ。ハンデキャップを持つ者のHを頭にもってきた。今、芝居を作っている。

 おお、雲間からオレンジの光!美しい。

 

……って、帰るよ、ほら!