私が京セラの創業者である稲盛和夫さんが
書きはった
著書「生き方」を買って読んだのは
数年前だったか~今朝 何をきっかけか思い出して著書を開いてみました。
稲盛和夫さんは
著書の中で
「物心両面の達成を目指して生きる」と言うことを
書かれていたと思います。
それで
私も
物質的にも精神的にも達成された人を
人生での最期の
自分の理想像として生きようと思いました。
精神的な達成には
「利他の精神」で生きること
自分を優先することなく人に尽くせる人になることだろうと
頭に置いていると思いますが
物質的な達成には
程遠いのですが(^_^;)
稲盛和夫さんは
「求めたものだけが手には入るという人生の法則」の章で
松下幸之助さんの講演会に行かれたときのことを書かれていて
松下幸之助さんが講演会で言いはったのは
「ダムを持たない川と言うのは
大雨が降れば洪水を起こす一方
日照りが続けば枯れて水不足を生じてしまう
だからダムを作って
水を貯め
天候や環境に左右されない状態を作る」と言う
ダム式経営の話しをしはったそうで
講演会を聞きに行っていた中小企業の経営者の皆さんは
そのダムの作り方を聞きに行ったのにと
その方法は?と聴くと
松下幸之助さんは
「そんな方法は私も知りませんのや
知りませんけど
ダムを作ろうと思わんと
あきまへんなぁ」と言われ
会場は失笑だったとそう書かれているのですが
稲盛和夫さんは
「ダムを作らないといけないと思わないといけない」
その
まず
「思わないといけない」と言う
強い願望の思考を持つことの大切さを思ったのだそうです。
強く思うと
思ってはいない人の何倍
何十倍と
それに関することが良く見えたり 聞こえたり
気が付いたり
するのだろうと思います。
人生の最期で
人は「後悔する」と言うことをするかどうか解りませんが
人生を振り返って
この人生は経験するためにあった
自分の理想や目標を持っていたら良かったと思うとするなら
今
自分が自分の最期の理想像はどうであろうかと思ったり
人生で経験してみたいことを思ったり
考えて
書き出して
目標として生きて行くことが大切と思います。