13年前主人がホスピス病棟に
居た頃を思い出しました。
ホスピス病棟では
亡くなって退院する人が
次から、次に
居てはった様に感じたり
しました。
昼間は主人をお風呂に入れたり
車椅子に乗せて
散歩に行ったり
主人が好きだった古いカメラの収集で
大阪駅までタクシーに車椅子を乗せて
行ったな~とか
一時、主人は何も食べてはいけないと
言われた時期があって
そのせいで
散歩に行くと
美味しい物いっぱい食べていたな(^_^;)とか
思い出したのですが
私が人に伝えられるのは
ホスピス病棟では
痛みの緩和を素早くやってくれたり
看護師さんが居てくれるので
家族の不安が軽減されたり
することで
自宅での最期を希望する人は
それが良いと思いますが
私がもし最期の時期
主人と自宅で過していたら
主人が痛みを訴えるたびに
心が痛み
誰に何も言えない事を
不安と思い
主人も痛みをもっと
感じないといけなかっただろうし
私ももっと
辛かっただろうと思うのです。
怖がりな私は
自分がもし癌になって
とても痛かったらどうしようと思いますが
でも、主人が
ホスピス病棟で受けた
看護と痛みの緩和を思うと
「ホスピスで最期を迎えるのが
痛みも緩和されて家族の心の負担も軽くする」
そう思えてもしそうなったら
自分もホスピスで最期を迎えたいと思います。
私のホスピスの思い出より
人にはホスピスの良さを
伝えるべきだろうと思いますが
私も精神がギリギリでした。
告知されてから亡くなるまで
地獄の思い
パートナーを亡くすだろうと言う
恐怖を感じて生活するのは
とても辛かったです。
亡くなって早く人生を終えないと
いけなかった主人が可哀想で
子供たちの成長を見たかっただろう
娘の結婚式に出席したかっただろう
そう思って
涙しました。
私の経験は同じ立場の人の理解になると
分かったのは
凄く時間が経ってからでした。
おやすみなさい~
ああ~主人は
淀川キリスト教病院の
ホスピス病棟に入院していました。
今ではもっと
進んだ痛みの緩和をしてくれますかね?
主人は首と肩の間ぐらいに
細い管を埋めていて
そこから痛み止めの注射液を入れて貰っていました。
毎回、注射針を肌にささないで
管を通して入れて貰っていました。