こんばんは。

お立ち寄りいただき
ありがとうございますキメてる
サザビーズオークション、
フレディ・マーキュリーの
エキシビションが終わり
いよいよ旅立ちのときが迫ってきましたね。

初めの頃は
もうこの事には口を噤んでいようと
思っていたんですよね。

というのも、私、
フレディの遺したものが
オークションに出される事に対しては
フレディらしくていいなーと感じていて、
でも、かならずしもみなさんが
そうではないよね、と思っていたから。

そこに行けば
フレディが感じられるような
ミュージアム的なものを作って
そこに全てを集めてさ、そうするならば
さぞ良いだろうな。
とのお声も聞くし
そんなの私も行ってみたいぞ。

でも…
ミュージアムに飾られるフレディって
それはそれで心寂しくなる気がしていて。

それならお品たち!
最後のステージに上がって
それぞれ欲しい人のところへ
届くのがいいかもね、と。

今もその気持ちは変わらないけれど…
やや痩せ我慢泣き笑い

ちょっと言葉にできない気持ちが
湧いています…。


さてと、思い出話。


つづきです。



蜜月。

私にとってQueenの曲を聴くことは
フレディとの交接でした。
気持ちよくて夢中になった。
朝も昼も夜も
浴びるようにQueenを聴く…。

そうして、実は
Queenの楽曲の解説や
当時のQueenに関する書籍などは
私と私のなかのフレディの遊戯を
興醒めさせるものとして
抵抗を感じることもありました。
私は妄想のなかの住人に
なっていたのです。

そのうちに
そこから時間は流れて
フレディは私のなかから出てゆくことが
増えてきました。

これを「冷めた」というのでしょう?

私の熱が冷めてしまった?
そう思って
悲しくなったりしていたけれど 
今はフレディが出ていってしまったのだと
考えています。
(そのイメージだと
すごく腑に落ちるのです。)

ばたんと扉を閉めて出ていったのではなく、
彼はそうっとすこしずつ扉を開けて
その隙間から体を横にして
するんと出ていったのです。
まるで眠る子どもを見守りつつ
寝室をあとにする母親のように。

フレディはやさしく静かに
さようならを言いました。




なので今の私は
以前ほどQueenを聴いていないし
あまり妄想もしなくなりました。

そしてこちらのブログからも
すこし距離を置くようになったのです。




今日はこれでおしまい。

おつきあいいただき
ありがとうございました。

また、つづく。

かも。





みえる