町内会の理事を引き受けました。
理事といっても、当番制の一年間の任期なのでおとなしくお受けしました。
地域の活動のお手伝いとのことですが、それでもなかなか大変です。
まず町会費の集金、赤十字募金や歳末助け合いの集金。
自治体から来る印刷物の配布。
それに加えてさまざまなイベントが有ります。
夏休みのラジオ体操、お祭りの手伝い、交通安全運動や歳末警戒などなど。
理事は、どれか一つには必ず参加しなければならないとのこと。
ならばと、時間と手間の少なそうなラジオ体操の手伝いにしました。
金曜日から日曜日までの三日間だけで、
朝6時に近所の小学校に集まり、
小旗を持って、横断歩道の誘導や会場入り口で挨拶と案内をするだけ。
ラジオ体操が始まったら、一緒に体を動かし、終わったら解散です。
昨年はコロナの影響で、参加者の名前を記録したり、
マスクの着用をお願いしたりとあれこれ仕事があったそうですが、
今年はそういう面倒なこともなく、仕事は楽チン。
しかし、ラジオ体操を久しぶりにやってみると、
自分の身体がすっかり硬くなっていることに気づきました。
ラジオ体操は、手足の軽い運動から始まって、
次第に体のあちこちを動かし、全身運動になるように出来ています。
普段から座り仕事が多いので、
自分の身体には余り使わない筋肉があるようです。
ラジオ体操では、その筋肉を無理やり動かすような動きがあります。
普段の生活ではあまりやらない足を延ばしての前屈や、後ろそりなどは
まじめにやるほど「ウ―ッ」と思わず声が出ます。
その結果、筋肉が驚いて痛みを感じるようになりました。
また、全身運動でその場でピョンピョンする動きがありますが、
これも身体の軸がしっかりしていないためか、
同じ場所でジャンプとはならず、次第にずれて来ます。
電車やバスの利用時は意識的に階段を使ったり、歩いたりしていましたが、
それだけでは全く足りないようです。
知人にゴルフ好きの70代後半の人がいますが、
退職してからも毎日軽い筋トレは欠かさず、
週に一、二回は練習場に通うそうです。
安定したフォームでスイングするために必要なのだとかを、
以前、聞かされたような気がしますが、
その時はふーんという程度にき置き流していました。
簡単に思えた、ラジオ体操を久しぶりにやってみて、
自分の筋肉がかなり弱っていることがわかりました。
なのでこれからはもっと意識的に体を動かすように心がけたい、
と少しは反省していますが、きっとやらないだろうなとも思っています。