喉が少しイガイガするときの強い味方は龍角散の「のどすっきりタブレット」です。何より小粒なので舌の下に含んだままでも、普通の会話にはほとんど影響がありません。

コマーシャルで言っているようにこっそり舐めていてもわかりません。もう一つの利点は、甘い飴タイプのものは一度開けてしまうと時間がたつにつれベタベタになってしまいますが、「タブレット」はいつもサラッとしており、使い分けているカバンそれぞれに入れっぱなしにしておいても問題が起きません。

その強い味方が今手に入らなくなっています。少し前のニュースで中国で龍角散が人気で、日本で爆買いしているということが流れていました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に流行して以来、中国ではゼロコロナ政策を採用してたが、方向転換をしてから、日本へ出国する際には感染予防や治療効果があると信じられている龍角散製品を大量に購入し持ち帰るという現象が起こっているというのです 。

龍角散HPより

たまたまそのニュースを見た日にタブレットを買い求めていて、ドラッグストアにも普通に並んでいたので、「へーそうなんだ」くらいの認識しかありませんでした。

これが甘かった。

今日買い物に行ってびっくり、駅前の大きなドラッグストアにない。2軒目で店員さんに聴くとタブレットは売り切れ。3軒目で龍角散系のものはすべて売り切れ、入荷のめどはたっていないと説明されやっと、ニュースが実感できました。インターネット上でも「龍角散はどこにも売ってない」「買える場所を知りたい」という書き込みがみられました。

龍角散の公式HPを見ると

「龍角散ののどすっきり飴シリーズ」品薄のお詫びとお知らせ

コロナ治癒後にも喉の症状が長引くことや中国のゼロコロナ政策の転換による日本での買い占め現象などから、龍角散ののどすっきり飴・タブレット各種への通年では考えられないほどの急激な需要拡大に伴い、生産可能数を超え、全国的に品薄状態が続いています。

とあり、やはり爆買いの影響が強いようです。

品薄になれば値段が上がるのは道理。心配で必要以上に買い求める人、転売を狙って買い占める人が出てきてあっという間にドラックストアの棚からタブレットが消えたのでしょう。

龍角散HPより

 

私のように、喉の不快症状に悩む人や、コロナ治癒後でも喉の不快感や乾燥感が長引く人も多いとのこと。これらの理由から、「喉を守りたい」「喉を潤したい」というニーズが背景にあり、龍角散製品への需要が急増しているようです。

マスクとは違いのど飴に代替品がないわけではありませんが、やはりタブレットが欲しいことに変わりはありません。急な増産ができるようなものかよくわかりませんが、早めに棚に戻ってくることをお待ち申しています。