また暑い日が戻ってきました。

関東内陸部、埼玉、栃木、群馬などの最高気温は

軒並み35度を超えています。

 

ところによっては体温より高いくらいですから、

日陰にいても下手をすれば熱中症になりそうです。

 

そもそも気温と言うのは確か日陰で風通しの良い、

地上から1.5メーターの高さの空気の温度だったと思います。

 

日陰で風通しの良いところでそれですから、

直射日光のあたるアスファルトの照り返しを受ける道路などでは、

体に感じる温度はそれよりずっと上でしょう。

 

家電量販店の店頭には暑さ対策のグッズが並んでいます。

簡単なものでは水につけて気化熱で涼を感じる布製バンドやら、

保冷剤を数珠つなぎに並べたものや、

チューブ状に成形したものなどが並んでいます。

 

 

ペルチェ素子タイプ

 

 

 

若い人がよく持っているような携帯扇風機「ハンディファン」もあります。

 

私自身は外の熱さ対策より、長い期間過ごす冷房の対策を重点に考えるので、

そういうグッズにはあまり目が向きませんでした。

 

たまたま、先日遊びに来た長男が忘れていったネッククーラーと

今日お会いしたお二方がそれぞれ首掛けタイプのファンを身に着けていたので、

三種まとめて眺めることになりました。

 

長男が忘れていったものはペルチェ素子を使ったタイプです。

電気を流すと片面が冷えて、片面から放熱する半導体だと、

何かで読んだ記憶があります。

 

小型のワインセラーなどに使われているのは見たことがありますが、

こういう使い方もあるんだと感心しました。

 

 

 

 

 

 

後の二つは扇風機タイプで首にかけ左右から顔に風を送るものと、

首に掛けたパイプから風を吹き出すタイプのようです。

 

ペルチェ素子のものは長男のものなので、ちょっと使ってみました。

肩に掛け、3センチ角程度の金属板(アルミ?)を、

首筋に密着させるようにセットしてみます。

 

確かにひんやりしているのはわかりますが、

室内ではともかく、炎天下で効果があるのかわかりません。

何より金属との間に汗が付きあまり感触の良いものではありません。

 

それと素子から放熱があるらしく、暖かい風がわずかに感じられ、

アゴの脇に冷却・放熱を納めた部分が常に当たっているので、

うっとおしく思いました。

 

扇風機タイプのものは話を聞いただけでしたが、

左右から風の来るダブルファンのタイプは風がかなり来るので涼しく、

パイプから風の出るタイプはそれなりに涼しさを感じるとのこと。

見た感じはダブルファンのものがいちばん涼しそうに感じました。

 

 

 

ダブルファンで風が来る


 

たまたまネッククーラー3種類、顔を合わせたので比べられました。

私は日中の釣りに濡らしたベルト状のものを首にかける程度で、

特に機械のものは使ったことがありません。

 

どんな形のネッククーラーでもエアコンの効いた所では、

邪魔になるだけなので、私が使うのは一番コンパクトな、

手動の扇子がよろしいようです。