東京に雪が降り、10センチ程度の積雪となりました。
このくらい積もったのは3年ぶり位でしょうか。
昨日の午後9時頃にはやんだようで、近所の人は雪が柔らかいうちにと、
早々雪かきをしていました。
私は早起きして雪かきというのが子供のころからのパターンで、
それを実行しようと思いましたが、
朝には、雪が凍ってプラスチックのシャベルでは歯が立ちません。
何事も臨機応変、明け方の凍結が予想されるときは、
夜のうちの雪かきが正解のようです。
朝から天気は良く、午後から外出しました。
表通りはともかく、風が抜ける日の当たらない裏通りは、
午後一時を回ってもアイスバーン状態があちこちに。
自宅から駅までの間に男性が派手にしりもちをつくのを見ました。
バランスを崩し、危うく転びそうになった女性がいました。
出かけた先でも同じようにツルツル状態のところで、
前にいた、自転車の押し歩きの人が転倒、
自転車起こしと、荷物拾いをお手伝い。
滑りそうなところを避けて車道を歩くことも。
一人分やっと歩けるような乾いたところを、
反対側から来る人と譲り合って通ったりです。
こんな状態では、両手をポケットに突っ込んで、
足早に歩くなどという事はできません。
ペンギンによろしく、転んでもいいように軽く両手を広げ、
歩幅も半分以下、少し足を曲げ 腰を落としてすり足で
ゆっくりゆっくり歩く他ありません。
念のため、防水仕様のアウトドアシューズを履いていましたが、
ほとんど滑り止めの機能はなくバランスを崩すこと数度。
こんなことなら、靴に装着できるスパイクを
つけてくるのだったと反省しきり。
雪国の人は滑り止めの靴などを普段から履いているのでしょうか。
歩いて転ぶ程度なら自分1人の怪我で済むかもしれませんが、
車だとそうはいきません。
以前、やはり雪の降った都内で、
ちょっと強めにブレーキを踏んだところ簡単にエンジンが止まり、
何のコントロールもできず、
ほとんどスキー状態で縁石にぶつかった経験があります。
幸い、車が少なかったことで自分の車が少し傷がついた程度で済みました。
これが横断歩道の手前、下り坂であったらと考えるとぞっとしました。
それ以来、雪が降ったら運転しないという方針を貫いています。
必ず車を運転しなければならない人はそうはいかないと思いますが、
他の交通手段で移動できる場合は車に乗りません。
ニュースでは都内で凍結した路面で転倒した52人が救急搬送。
スリップによる交通事故の通報800件とか。
私の前ですら2人が転んでいるくらいです、
単に転んだだけの人は病院に行った数の百倍くらいいるのでは。
不慣れというのはなかなか大変なものです。