久しぶりに中学時代の先輩と居酒屋で飲みました。
先輩は会社を退職して、現在は経理畑が長かった経歴を買われて、
アルバイトとしてある個人経営の会社の経理を、
週一回の出勤と、自宅での資料整理を2,3日やっているそうです。
奥さんが近所にパートに出ている、先輩はほぼ毎日自宅にいるということで、
当然のように台所仕事が多くなったとのことでした。
会社員の時代から、餃子や、てんぷら作り、
コーヒーの淹れ方などの話はよくしていました。
今はそれが進んで、食器洗い洗剤の選択から、
スポンジの裏表の使い方、重曹の利用法、
から揚げやカレーの隠し味まで、
守備範囲が広がりいろいろと講釈を聞かされました。
奥さんが帰ってきても、疲れたといってテレビゲームなどをして、
けしからんなどといっていますが、
その割には凝り性らしくあれこれ工夫して家事をやっているようです。
曰く、液体洗剤は花王の「キュキュット」に限る。
何より洗剤をつけた食器を持った時一番滑りにくく、
ホールド感といえばよいのか、大きなお皿でも安定して洗えるとのこと。
我が家でも相方はテレビゲームはしませんが、
台所仕事はかなりの部分私の持ち場となっています。
そこで自分の実践している無添加せっけん利用の話をすると、
どこの原始人だくらいの顔をされました。
スポンジもよくある2層タイプのものを利用し、
食器によって柔らか面とゴワゴワ面を使い分けるそうです。
これには私もあれこれ使った経験から、一言、意見を唱えました。
2層スポンジのゴワゴワ部分は意外と汚れが落としにくいし、
使用感というか触った感じがよくない、
水きりと乾燥がいまいちの感じがする。
なので、今使っているのは商品名ズビズバサラッシュ
旭化成のネットタイプのたわしです。
丈夫なサラン繊維が六角形の編まれています。
これが気に入っているところは何より乾きやすい。
濡れた時間が長いと細菌が繁殖するのではと心配な人に向いていると思います。
また一枚のネット状なので細かいところにまで入り込み、
汚れをかき出します。きれいにしにくいフォークの間も、
ネットにさすようにして、洗えば直接網目が汚れをかき取ってくれるなどです。
感心して聞いてくれましたが、使う気はないようです。
重曹は最近使い始めたとかで、あれこれの汚れ落とし効果ありだと力説されましたが、
使用したことのない私は承っているばかりでした。
料理についても、から揚げを作るときの下味の工夫を聞かされました。
醤油と酒に加え鰹節を入れると冷めてもカリッとしているだとか、
カレーにインスタントコーヒーを入れるだとか、
楽しんでやっているとしか思えません。
こんなほとんどどうでもいい「主夫」話で、男二人結構盛り上がりました。