広島で
4月から教員の欠員が多数あった
というニュースです。
4月頭から足りないということでニュースになりましたが
年度途中に
病気で休むことになった先生の代わりの先生が来なくて困る
という話は
もう
かなり前から全国で常態化しています。
いつ頃から休むか
だいたい分かっている産休の場合ですら
探し続けても誰も来ない
ということが珍しくありません。
いくつか理由があります。
(1)そもそも教員の給料は安い。
臨時教員はさらに安く、年齢が上がるほど格差が大きい。
まったく同じ仕事をしているのに。
(2)全員がかなりの残業をしてようやく仕事が成り立つギリギリの人数しか雇っていない。
そのため、基本の仕事量がとても多く、しかも休むことができない。
(国内の多くの民間企業と同じ)
(3)臨時教員は次の年の仕事が年度末ギリギリまで決まらない。
年度末ギリギリで無職になることも多い。
(4)臨時教員でどれだけ長く勤めても正規採用になるとは限らない。
むしろわざと不合格にして便利に使われるという疑惑がある。
(5)近年、学校のスタッフに「支援員」などのパートタイムの職種が増えた。
そのため、「先に支援員を引き受けたので臨時教員はできない」というケースが目立つ。
(6)指導が困難になったときの悲惨さが世間に知れ渡ってきた。
また、ちょっとしたことで地域やネットで叩かれることも多い。
そのため、教職人気そのものが落ちている。(採用試験の倍率は下がり続けている)
教育政策が
今の政権にとって都合の良い「人材」づくり
だという問題も大きいと思います。
そして
大企業にはお金を回すのに
教育・福祉・医療・年金などには
お金を回さない
という点も
背景として見逃せない部分です。
教育予算のGDP比率では
データのある150カ国中
日本は102位で(2015年)
OECD34カ国中
6年連続最下位
です。
こういう教育軽視の国で良いのか
私は
大いに疑問です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180515-00137900-rccv-l34
広島県内35校で教員不足 授業できない学校も
5/15(火) 19:35配信 中国放送
広島県内の公立の小中学校など35校で、教員が決められた人数に達していない「欠員」の状態にあることがわかりました。
呉市では4月、授業を受けられない生徒がいた中学校もありました。
広島県教育委員会によりますと、県内の公立小中学校などを対象に調査した結果、35の学校であわせて38人が欠員状態になっているということです。
その内訳は非常勤講師が12人、臨時採用の教員が26人です。
このうち呉市の吉浦中学校では、1年生の国語と2年生の理科で必要な教員を確保できず、あわせて4クラス101人が4月分の授業を受けられませんでした。
5月からは、ほかの学年の教員が授業を行っています。
「生徒や保護者に心配をかけ、大変申し訳なく思います」
(呉市教育委員会 学校教育課・高橋伸治課長)
呉市教育委員会は、求人を出すなどして新たな講師を探していますが、このまま見つからなければ夏休みや冬休みに補習を行う可能性があるということです。
「今後、非常勤講師を早急に配置できるよう全力で取り組んでいきたい」
(高橋課長)
「由々しき事態だと思っている。生徒たちにしわ寄せがいくのはできるだけ避けていくことが望ましい」
(広島県・湯崎英彦知事)
湯崎知事は会見で、教員不足により授業への影響が出ていることに懸念を示しました。
広島県教委は、定年による大量退職に新規採用が追いつかないことが教員不足の原因だとしたうえで、「他の都道府県でも事情は同じため、教員の確保に苦慮している」と説明しています。

