変身体験や衣裳体験の趣味のある人は、趣味の活動の一環として時代行列や歴史祭に参加することがありますが、私にはそういうのが一度もありません。
私が住んでいる大阪府北部が時代行列や歴史祭の空白地だからです。
それに、インターネットで情報が収集できなかった時代は、こういうのは主催者とのコネで参加しているか、芸能プロダクションや人材派遣会社から派遣されていると思っていました。
参加者を公募せず地元の企業や学校にお願いしたり、主催者の推薦で選ぶ場合もあります。
2020年以降はコロナ禍の影響で物理的に時代行列の募集の情報が無くなって、その後、2023年以降に少しずつ時代行列の募集の情報が戻っていますが、その一方でコロナ禍の間に中止となって再開されず廃止されてしまった😵💧、参加者の公募を打ち切ってしまった😵💧ものもあります。
毎年3月に開催される鏡の里元服式(滋賀県竜王町)に参加してみたいと思いました。
古代の街道・東山道で栄えた宿場町「鏡宿(かがみのしゅく)」(現在の滋賀県蒲生郡竜王町鏡)は、「源義経(幼名牛若丸)元服の地」と伝えられています。
そこで義経が元服した3月3日に因んで、竜王町では毎年3月に、いにしえの時代の成人式「鏡の里元服式」を開催しており、元服を体験される方を募集しています。
鎌倉時代の武家の正装姿で、「道の駅竜王かがみの里」から「鏡神社」までの斎行と神社拝殿、髪上げの儀や加冠の儀を中心に古式ゆかしく厳かに執り行います。
「鏡の里元服式」では、ご入学、ご卒業、ご成人、ご就職、ご退職、ご結婚、目標のご達成等、人生の節目をお迎えの方々に自身へのご褒美や記念として参加できます。
13歳以上なら男女問わず誰でもご応募できます。
元服式は、男性は直垂、女性は白拍子の衣装ですが、男女逆でも可能ということで、私は白拍子を希望します。
白拍子はオーソドックスな白の水干+緋の切り袴ですが、直垂は紫と緑の2色から選択可能でした。