平和と幸せを祈ろう!
▼本日限定!ブログスタンプ
第二次世界大戦中の、1941年12月8日の日米開戦から1945年8月15日の日本無条件降伏までの戦争は、今も正式な呼び方について決まっていないそうです。
「大東亜戦争」と呼ぶのか、「太平洋戦争」と呼ぶのか。
元々日本はこの戦争を「大東亜戦争」と呼んでいたが、敗戦によって進駐してきた連合軍によって「大東亜戦争」と呼ぶことが禁止され、アメリカの押し付けで「太平洋戦争」と呼ばれるようになりました。
アメリカには、あたかも主戦場が太平洋であったかのように見せかけ、逆に自分たちアメリカが仕掛けた東京大空襲と広島・長崎の原子爆弾投下を隠蔽しようという意図があったようです。
その一方で、「アジア太平洋戦争」とか、その前の満州事変や日中戦争と合わせて「十五年戦争」という勝手な名称を使いたがる識者もいます。
これらの呼称が普及しない理由は、いずれも特定のイデオロギーに基づいていたり、戦争の地域や期間にそぐわないからです。
そこで、読売新聞は2006年に満州事変から日中戦争、太平洋戦争(大東亜戦争)に至る、日本が関わった一連の戦争に「昭和戦争」という呼称を提唱し、一般記事だけでなく物故記事やコラムにも徹底して使用していたが、結局外部には普及せずに終わり、2009年ごろからは使われなくなっています。
現在、日本政府では公的に「第二次世界大戦」「先の大戦」という呼び方をしています。
総理大臣の談話でも「大東亜戦争」「太平洋戦争」どちらも用いられません。
天皇陛下のお言葉では「先の大戦」「先の不幸な戦争」と言われています。