プロ野球、去りゆく人2022(続々) | 女装男子かなこのブログ

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日本ハムから自由契約となっていた金子千尋投手が、今季限りで現役引退しました。


プロ18年目のシーズンを終え、他球団でプレーを続行する可能性にかけてきたが、今月23日までに自身の去就について結論を出しました。


プロ18年目の今季はわずか3試合の登板にとどまり1勝2敗、防御率4.85でした。


今季終了後に球団からのコーチ就任のオファーを断り、現役続行を目指して自由契約となったが、希望するNPB球団からのオファーは届きませんでした。


数々の輝きを放ってきた金子が、ユニホームを脱ぐことを決断しました。


金子千尋投手は長野商業高校2年時の2000年春にセンバツ出場。


トヨタ自動車から2004年ドラフト自由枠でオリックスに入団しました。


プロ1年目は故障などで一軍登板がありませんでした。


「だからこそ、自由枠で獲ってくれた球団への恩は忘れない」と感謝の思いを持ち続け、エースとして飛躍。


2010年は17勝で最多勝を獲得しました。


2014年には2度目の最多勝と最優秀防御率に、パ・リーグMVP、沢村賞、ベストナインを受賞して計5冠。


オフには大きな注目を集めました。


同時期に国内フリーエージェント権を取得し、国内の複数球団をめぐる争奪戦に発展。


夢でもあったアメリカ大リーグに挑戦する可能性もあったが、オリックスに残留しました。


2016年5月には、節目の通算100勝。


プロ1年目の仰木彬監督(故人)をはじめ、歴代の指揮官の期待に応えてきました。


35歳だった2018年オフには、自由契約で日本ハムへ移籍しました。


当時の栗山英樹監督から電話で「千尋がどこ(のチーム)でプレーしたいとかは、とりあえずいい。俺は千尋と一緒にやりたい。一緒にやろう」と伝えられた言葉は心に響きました。


2019年には8勝するなど、在籍4年間で71試合に登板。


プレーだけでなく、野球に取り組む姿勢は後輩投手の模範であり続けました。


過去の球団OBでは、中嶋聡選手(現オリックス監督)や矢野謙次選手(来季からアマスカウト)らがアメリカへのコーチ留学を経験しました。


日本ハムは指導者の資質を評価し、来シーズンは特命コーチに就任、アメリカにコーチ留学することも予定されています。


通算成績は387登板、130勝94敗5セーブ、防御率3.08でした。


プロ生活で1度もリーグ優勝、日本一を達成できなかったが、18年間の功績は決して色あせることはありません。