新たな開幕日は4月下旬から5月上旬に決定するとし、最短でも5月下旬~6月上旬に開幕する可能性となりました。
公式戦143試合の実施が不可能となったことで、クライマックスシリーズや交流戦の中止を含む日程変更を検討します。
また、状況次第で非公開試合も視野に入れることになりました。
見えない敵が急速に拡大する未曽有の事態を受け止め、プロ野球が再々延期を決断しました。
見えない敵が急速に拡大する未曽有の事態を受け止め、プロ野球が再々延期を決断しました。
12球団代表者会議で目標としてきた4月24日の開幕断念を決議しました。
斉藤コミッショナーは「感染状況は収まるどころか、ますます厳しくなっている。激変期に固定的な日にちを無責任に決めるのは難しい」と開幕日の設定を見送ると表明しました。
先立って行われた「新型コロナウイルス対策連絡会議」では、専門家の三鴨廣繁氏(愛知医科大学)から「ピークは4月から5月と考えている。5月の終わり頃ならば何とかなるのでは」との見通しが示されました。
先立って行われた「新型コロナウイルス対策連絡会議」では、専門家の三鴨廣繁氏(愛知医科大学)から「ピークは4月から5月と考えている。5月の終わり頃ならば何とかなるのでは」との見通しが示されました。
専門家の意見を受け、斉藤コミッショナーは「4月下旬か5月上旬に開幕の日程を決められないかと考えている」と今後の方針を明かしました。
選手の調整や球団側の準備の面から、開幕日設定から1か月後の公式戦実施を想定しています。
選手の調整や球団側の準備の面から、開幕日設定から1か月後の公式戦実施を想定しています。
開幕日は早くて5月下旬。
2か月先の6月上旬の開幕も検討される見通しとなりました。
このため、5月中旬がリミットだった公式戦143試合の開催は断念。
斉藤コミッショナーは「強く希望していた143試合をある程度減らすことも検討せざるを得ない」と続けました。
開幕が6月上旬までずれ込む可能性が出てきたことで、日程も再々編成されそうです。
開幕が6月上旬までずれ込む可能性が出てきたことで、日程も再々編成されそうです。
斉藤コミッショナーは「レギュラーシーズンの公式戦を最優先する」と説明。
クライマックスシリーズの中止や縮小、交流戦の中止や日程変更が協議の対象になる見通しです。
また、感染予防策として12球団は公式戦実施の際も観客の人数を制限する方針だが、専門家の意見も踏まえ、「球界の禁じ手」ともいえる非公開試合も視野に入れています。
斉藤コミッショナーは、最後の手段として「無観客も考慮の一つにある」と明言しました。
今後は状況の推移を見守ると同時に、政府の方針や自治体の対策を含めて開幕日を見定めます。
今後は状況の推移を見守ると同時に、政府の方針や自治体の対策を含めて開幕日を見定めます。
収束の気配が見えることを祈りつつ、準備を進めていくことになりそうです。