1966年の放送開始から長寿番組として知られる「笑点」にとって、初めてのスタジオ非公開収録。
まずは、おなじみのオープニング曲が流れ終わると、司会の春風亭昇太さんが「今日は無観客での収録となりました」と切り出して始まりました。
そして、この日の演芸コーナーに出演する浪曲師の玉川太福さんへ「太福さん、目の前にお客さんはいませんけど、テレビの前のお客さんに向かって頑張ってやってくださいね!」と呼びかけました。
スタジオではスタッフと見られる人々が拍手で番組を盛り上げました。
大喜利コーナーでは、昇太さんが「昨今の諸事情でご存じの方が多いと思うのですが、笑点も長い歴史があるのですが、無観客大喜利ということになりました」とあらためて報告。
大喜利コーナーでは、昇太さんが「昨今の諸事情でご存じの方が多いと思うのですが、笑点も長い歴史があるのですが、無観客大喜利ということになりました」とあらためて報告。
「逆に言うと、目の前のお客さんの反応を気にしなくていい。ノビノビやってください!」と言い放って笑点メンバーたちと笑い合いました。
その後、軽妙にやり取りが行われても歓声が聞こえないシュールな空間。
その後、軽妙にやり取りが行われても歓声が聞こえないシュールな空間。
それでも昇太さんは「なんか、新鮮で楽しい気持ちになってきたね」とニヤリ。
三遊亭円楽さんは「ちょっとテンションがおかしい」と言いました。
また、お題では、新型コロナウイルスに関連した「手洗いをしながら一言」という時事ネタもあり、林家木久扇さんは「ウイルスがうつらないためには手を洗わなきゃね。“サイキン”、気がついたんです」と、最近と細菌をかけて披露しました。
また、お題では、新型コロナウイルスに関連した「手洗いをしながら一言」という時事ネタもあり、林家木久扇さんは「ウイルスがうつらないためには手を洗わなきゃね。“サイキン”、気がついたんです」と、最近と細菌をかけて披露しました。
「笑点」は通常、後楽園ホールで公開収録されていますが、同番組の公式サイトでは「新型コロナウイルスの影響が広がる中、約1000人の参加者がお集まりになる会場での収録は感染の恐れがあるため、後楽園ホールでの『笑点』番組収録はしばらくの間中止させていただきます」と発表されており、当分の間は日テレでスタジオ非公開で収録されます。