関空特急「はるか」の新型車両登場 | 女装男子かなこのブログ

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JR西日本の米原・京都と関西空港を結ぶ関空特急「はるか」の新型車両が完成、公開されました。

現行車両に連結して運行し、1列車当たりの座席数をこれまでの約1.5倍に拡大します。

新型車両は271系電車です。

設計のベースは南紀特急「くろしお」などに運用されている287系ですが、前面の下部を引っ込めたスタイルや、白を基調とした塗装、青いスクエアドットは281系とほぼ同じデザインです。

車内は大型スーツケースが置けるスペースや、全座席にコンセントを設置、多言語表示のディスプレーや、同社の在来線特急で初となる防犯カメラも付けました。


関空特急「はるか」は1日30往復運転されており、新型車両18両の導入により、全ての時間帯で9両編成での運行が可能になります。

今回は付属編成のみの登場ですか、将来的にはグリーン車を含む6両基本編成の登場も考えられます。

というのも、現在「はるか」で運用されている281系は1994年の登場で、2024年には登場から30年経過することになります。

加えて、大阪・梅田からJR難波駅に至る「なにわ筋新線」の鉄道事業の許可がおり、来年にも着工、2031年の開通が予定されています。

それに合わせて、車両の新旧交代も考えられます。

国鉄時代、新性能電車の形式番号の付番体系は、100位の数字の1~3は直流用、4~6は交直両用、7・8は交流用、10位の数字の0は通勤形、1~3は近郊形、4は事業用、5~7は急行形、8は特急形、9は試作車となっていました。

JR発足後も、JR四国を除く各社は国鉄時代の付番体系を踏襲していますが、国鉄末期から急行列車がわずかになったため、JR型車両では10位の数字の5~7が特急形になるというケースが増えています。

JR東日本の251系、253系、255系、E257系、E259系、E261系(来年登場予定)、E351系(全車廃車)、E353系、651系、E653系、E655系、E657系、E751系、JR東海の371系(全車廃車、製造は1編成のみ)、373系が該当します。

ただ、もともと国鉄に新性能電車の登場した初期の頃は、10位の数字の5~8を中長距離型としていたため、151系・161系は特急形として登場していました。(後に181系に統一)

JR西日本は国鉄時代の付番体系をかなり厳格に踏襲しており、直流特急形は280番台形式を付けていましたが、280番台形式が尽きてしまったため、国鉄時代なら急行形になる初の270番台形式になりました。