
あくまで個人の感想ですが、彼女にとって物心ついたときからパリ旅行のイメージが「エールフランスで行くパリ」でした。
そして、そのイメージがついていたのがバブルの頃だったというそうです。
今の世代の人にとっては、「エールフランスで行くパリ」というのを知らないのかもしれません。
彼女自身、20代の友人にその話をしても全く通じなかったそうです。
彼女は私より年下ですが、パリ旅行といえば「エールフランスで行くパリ」というイメージがあるのはおおむね40代以上の人と思われます。
今も続いているクイズ番組「パネルクイズ アタック25」(朝日放送テレビ)で、1975年の番組開始から1995年9月まで、優勝者🏆が海外旅行をかけて最後に挑む問題に正解すると、獲得できるのが「エールフランスで行くパリ」旅行でした。
当時のクイズ番組は視聴者参加が主流でしたが、それをリアルタイムで見ていた40代以上の人にとってはあこがれの的だったと思います。
1995年までの「アタック25」のオープニングは、空港を飛び立つエールフランス機の映像が30秒ぐらい流れた後、番組のタイトルコールが入って番組のタイトルロゴの映像に変わり、オープニングテーマ曲が流れました。
このタイトルコールは、オープニングテーマ曲を作曲した山下毅雄さん(故人)によるもので、今も使用されています。
優勝者が海外旅行クイズを正解した後、当初はくす玉🎊の演出をしていて、紙テープの色はフランス国旗
に合わせた赤・白・青でした。

そして、エールフランスのスチュワーデスが優勝者に旅行の目録と旅行カバン、花束💐を贈呈していました。
1977年には「フランスゲスト大会」も開催され、フランス大使やエールフランスのスチュワーデス、フランス出身の俳優の岡田真澄さん(故人)らが参加しました。
「アタック25」の海外旅行✈👜の行き先は変わりましたが、海外旅行クイズの方式は今も変わらず、優勝者が獲得したパネルを開け、その中の映像から出題「ある○○」を導き出します。
彼女は、パリ旅行がバブル世代のあこがれだったと思っていますが、「アタック25」が「エールフランスで行くパリ」の賞品をやめたのは、フランスが核実験をしたことに抗議して、エールフランスへの協賛をやめたからです。