京浜急行2000形が引退 | 女装男子かなこのブログ

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京浜急行電鉄2000形電車が3月末で引退することになりました。

大手私鉄では1960年代に通勤電車のドアは片開きから両開きに変わりましたが、それでも京浜急行はかたくななまでに片開きドアで、結果的に大手私鉄の中で両開きドアの採用は最も遅く、1982年に登場した2000形が同社初の両開きドアを採用しました。

といっても、特急料金を取らない快速特急や特急に使用するため、ドアは片側に2箇所、座席はクロスシートでした。

ドア間のクロスシートは固定式で、車体中央に向かって座る集団見合い型で、半数は後ろ向き着席でした。

1980~90年代の京浜急行のエースとして活躍しましたが、1998年に2100形が登場、その後は3扉で座席もロングシートに改造され、一般運用に使用されていました。

最近では廃車が進み、残りは2編成のみとなっていました。

京浜急行の車両は両開きドアの採用が大手私鉄の中で最も遅かったほかにも、鉄道ファン的に面白いところが多くあります。

京浜急行の車両番号は大手私鉄の中で一番のデフレ?ナンバーであることです。

一番大きい番号でも2000番台です。

これは相互直通運転をしている東京都営地下鉄浅草線と京成電鉄との兼ね合いから、3000番よりも大きい番号が使えないからです。

京成グループの各社、京浜急行および東京都営地下鉄浅草線の4桁形式の車両番号は先頭の数字で次のようになっています

1 京浜急行(浅草線乗り入れ可)
2 京浜急行(浅草線乗り入れ不可)
3 京成電鉄
4 欠
5 都営地下鉄浅草線
6 欠
7 北総鉄道
8 新京成電鉄
9 千葉ニュータウン鉄道(旧・住宅都市整備公団)

また、京浜急行の車両は全て「~系」ではなく「~形」と称し、先頭車両・中間車両・モーター付き車両・モーター無し車両問わず同一形式で1番から連続して車両番号を付けており、車両番号を見て構造を判断するのが難しいです。

ただ、2000形は末尾の数字が1~3と6~8がモーター付き車両、4・5がモーター無し車両、1・8が先頭車両になってわかりやすいです。