TBS系の月曜日夜8時台のドラマは1956年4月から始まりました。
TBSの前身のラジオ東京がテレビ放送を開始した翌年のことです。
当時はラジオ東京テレビ、KRテレビと呼ばれていました。
当初から松下電器産業の単独スポンサー番組「ナショナル劇場」として始まり、時代劇、現代劇問わず一貫してドラマを放送しました。
1960年代には「七人の孫」というヒット作も生まれました。
その「七人の孫」の設定を時代劇に持ち込んだといわれるのが「水戸黄門」だそうです。
1960年代終盤からは「水戸黄門」「大岡越前」など時代劇専門になり、中でも「水戸黄門」は1969年から2011年まで42年間にわたり放送され、国民的時代劇として親しまれました。
「大岡越前」のシリーズが終わった2000年からは「こちら第三社会部」で現代劇が再開され、「水戸黄門」と現代劇が交互に放送されるパターンになりました。
中でも「こちら本池上署」「ハンチョウ」はシリーズ化されました。
松下電器産業がパナソニックに社名を変更した2008年10月期からは「パナソニック ドラマシアター」に名称が変わりました。
「水戸黄門」のシリーズの終了と共に、2012年1月期からは現代劇枠になりました。
2013年4月期からは「月曜ミステリーシアター」としてサスペンス・ミステリー作品を制作するようになりました。
松下電器産業がパナソニックに社名を変更した2008年10月期からは「パナソニック ドラマシアター」に名称が変わりました。
「水戸黄門」のシリーズの終了と共に、2012年1月期からは現代劇枠になりました。
2013年4月期からは「月曜ミステリーシアター」としてサスペンス・ミステリー作品を制作するようになりました。
スポンサーもパナソニックの一社提供からパナソニックが筆頭スポンサーの複数提供になりました。
複数提供になったことで、TBS系列局の無い秋田・福井・徳島の各県での地元の日テレ系の局での日曜日夜10時30分からの遅れネットでの放送は終了しました。
今年1月期は谷原章介さん主演の「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」が放送中ですが、これが最後の月8ドラマになります。
皮肉なことに、月8ドラマ枠で42年間も放送された『水戸黄門』が今年夏に4年ぶりに2時間スペシャルで復活するというのですが…。