ほぼ、自分の過去記事を読まない私
私の父の友達の紹介で、主人と出会ったんですが、
私などと結婚する人はいないと思ってたし(顔のやけどで)、私自身も結婚する気は、毛頭なかった。
一人で暮らしていけるように、26歳にして初めて父の反対を押し切り、働きながら、夜間のグラフィックデザイン専門学校に通ってました。
この頃が、私にとっては、遅咲きの青春してました。
主人とお見合いしたのが、たぶん、12月ごろ。
その年の初めに、不思議な夢を見ました。
男性と並んで歩く私は、緊張気味。
男性は、なんとなくメガネをかけてる風で、彼の肩より少し低い私の頭がくる位の身長。
緊張が、だんだん溶けて、一緒にいると、すごく楽。
あったかい。
現実の私は、男性といると、常に緊張感があり、早くその場から去りたかった頃です。
で、最後に、すでに亡くなった父方、母方、両方の祖父母の顔が、私を見てニッコリと微笑んでる。
そして、夢から覚めた私は、何故か涙が出てた。
う〜む…、幸せ泣き?両祖父母に感謝して泣く感じかな?
「おじいちゃん、おばあちゃんら、なんやろ?」
みたいに、私は思って、忘れてました。
その年の12月に、主人と顔合わせして、そこから二人で出かけたんですが、その時、二人とも、結婚する気もなく、
(主人は弟の借金返済してたので、結婚してくれる人はいないと思ってた)
そして、結婚決まったけど、主人の借金の目処と、私の専門学校卒業、就職をきちんとしたかったので、2年ほど付き合いました。
その間に、夢の事を思い出したんです。
それも、突然に。
あれ?この感じ、どっかであったような…
あの夢と同じ雰囲気、身長、メガネ、一緒にいて楽な感じ…彼の雰囲気、
まさに、主人だ‼️
と、突然頭に浮かんだんですね。
たぶん、祖父母は、顔にやけどした孫の結婚(将来)を不憫に思ってたはず。
小さい頃から、自営の店が忙しく、田舎に預けられるか、祖母が面倒みに出てきてました。
「この人と結婚するよ。幸せになるよ。安心しなさいね」
て、言ってくれてたのかな?と思った。
で、結婚の日取りが決まってから、両祖父母のお墓参りに、主人と行き、お礼の報告をしました。
田舎のお墓、山中にあるので、両親としか行った事が無く、それも高校時代から、行った事ないのに、場所覚えてました。
不思議と、蝶々が数匹飛んでました。
お墓で飛ぶ蝶々は、亡き人が蝶々になって表れてるとか、気が良い場所でないと飛ばないとか、聞いた事があります。
再三に渡る借金を除けば、子煩悩だし、親にも優しいし、私の病気や性格に理解があるし、ほぼ言うことないです。
ま、細かい事は、夫婦なんで、多々ありますが、基本は有り難い存在です。
あの夢の、祖父母の笑顔と、主人の肩(肩幅が広い)や雰囲気は、今でも覚えています。
という、不思議な夢のお話しでした。