友引があったので、夜病院からそのまま葬儀会館へ。
4日間私と主人が泊まりました。
病院で亡くなり、義姉が「亡くなった時に着せてほしい」と昔に渡されてた着物、田舎に置いてて、取りに行く時間が無い。
とりあえず、義姉の娘の浴衣(白地に黒の飛び柄)を着せてもらい(病院で)、
私が頂いた色無地(地味な抹茶色)と絵羽織があるけど、紋が違うから、どうする?と聞いたら、
「着せたら解らんから、それ、着せてもいいんやったら助かる!」
と言うことで、会館できれいに身体を洗って貰った後に、着せてもらいましたが、姑にとても良く似合ってました

家柄、財産など無く、ざっくばらんな一族。
姑の姉が亡くなった時、家族控え室の和室で、家族葬、香典は受け取らない、というのを、姑も義姉も気に入り、この形式であげました。
私の一番の不安は、
葬儀で人が超満員になる事、
お骨拾いの部屋が、サウナのような、密室で耐えれなかった事があり、
喪主の主人の次に私の順に座るので、パニック症状が出るのが一番の不安だった

姑が亡くなり、落ち着いた時点で、義姉(娘は医療関係者)と、次男嫁(姑と同居してた。そして友人にパニック障害の人がいる)に、
私がパニック障害なので、途中退席したり、中に入れないかもしれないけど、すみません。
と、カミングアウトしたら、案外なんとも無く受け入れられた。
ま、姑の葬儀の段取りを、これからしないといけないので、それどころでは無かったのかも。
パニックになってからは、次男宅へ、私は行かなくなった。
人に疲れたり、話してると息苦しくなるので(特に最初の頃で、今は大丈夫)、次男嫁は、急に私が全く行かなくなり、姑の世話を任せきりにしたので、なんか、違和感が最近あったのだが、それが、私のパニックによるものだと解って、次男嫁の、私に対する誤解が解け、
この4日間、常に気を使ってくれ、本当に有り難かった

今週初めから、私は仕事に行ったのだが、朝から動悸と息苦しさ、身体の重さで、毎朝頓服飲み、仕事を早退、ついに3日目には、冷や汗(一番ヤバい)出てきたので、2時間仕事しただけで早退し、延々自宅で寝ていた。
主人の方が、本当は色んな意味で疲れてるはずなのに、「お父ちゃんが亡くなった時よりは、楽や」
と言った。
舅は30年前に亡くなり、私も写真しか見たことないけど、昔は、家で葬式する時代で、亡くなりそうだから、弟と慌てて家を片付け、粗大ゴミを捨てまくり、父の死に目に会えたのは、姑だけだったそうだ。
その頃は、主人も若いし、大勢の前で挨拶するのにも慣れてないし、「長男、喪主」という肩書きだけでも、重かっただろう。
それに、吃音が緊張すると、出るので…
今は、会社や、地域のボランティアで、人前で喋るのには慣れてるから、お通夜の挨拶も、自分流にアレンジしてたし、吃音も無かった。
その間、姑の部屋の片付けもあり、役所の手続きは、義姉、主人、次男嫁がやってくれた。
35日の仕上げまでは、次男宅でお願いし、その後は、長男のうちでやる事にしてもらった。
とにかく、狭いマンション、和室は、和装類と、娘のもので、溢れかえり、どうやって片付けるか、思案中

やっと、時間いっぱいまで、仕事できるまでに、体調も落ち着いてきた。
今回、特に困ったのが、
❶遺影写真
デイサービスで撮ってもらった写真が見つかったのだが、印画紙で印刷されており、画像が粗くなる。
できれば、施設からデーター(USB)を借りてほしいと、会館の人に言われたが、
義姉が、個人情報保護法があるから、他の人が写ってたら、その人の承諾も得ないとダメだし、無理



で、印画紙のままやったけど、きれいな遺影ができた。
写真屋でプリントアウトした、ツルツルした写真で、顔が、手の親指の爪くらいの大きさは無いと無理といわれ、夜中まで探し回った
(次男嫁は姑の部屋、私は家のアルバム)
若い頃のでもいいけど、できるだけ亡くなった年齢に近い方がいいと、身内が言う
❷亡くなった時に着せる服(着物)
私は、たくさんの葬儀に行ったけど、白い着物(宗派によっては、頭に三角の白いの付けて)しか、見たことなかったので、初めて知った
私の着物(頂き物で、紋も違うのに)が役立ち、良かった
着物の時は、長襦袢と腰紐がいるらしいが、長襦袢がなく、浴衣の上に色無地と絵羽織を着せてもらった。
私もいつ亡くなるか解らないから、着せてもらうものや、葬儀代、遺影、等、解るようにしておかなければ、と思った
後の、7日毎の法要は、義姉、私ら夫婦、弟二人の夫婦でやるので、満員にならないし、気も使わないから、大丈夫だと思う
骨揚げの部屋は、市によって違うのを知った。
姑の骨揚げの部屋は、割と広く、扉が開けっぱなしで、ひんやりしてたので、私も途中から入って行った。
最大の不安は、私の両親の葬儀、諸々だと実感した事
三姉妹の長女の私が、取り仕切らなければならず、
おまけに両親共に、兄弟が多い、親戚多い、田舎育ちなので、田舎のしきたり感覚で、田舎から出てくるわ









主人は、両親を見送ったので、私の時は喪主をしてくれるらしい。
それまで、長生きしてほしい、主人に

姑の時は、皆年寄りで、亡くなったりして、ごく身内しか呼んでないし、私は親戚の顔も名前も解らないから、義姉と主人に話し相手を任せっきり

姑の葬儀で、ほぼ隣に座ってただけで、こんなに体調崩すのだから、実家になったら、どうなるんだろう…
色々勉強になる事、たくさんありました。
長々と失礼しました。
次回は、姑が亡くなってからの、不思議なお話を書きたいと思います。
御心配してくださった方、私を気遣ってくださった方、ご挨拶してくださった方、ありがとうございました
