専業主婦、仕事に出る(2) | 雨のち、くもりのち、時々はれ

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もうすぐ還暦^_^
辛かった過去や趣味、お出かけ、日々の感じたこと等を書いてます。

久々の本編です。

おさらいで、前回のを載せました。

従業員は、60代オーナー(離婚後一人で今の化粧品販売で子供二人を育て、なかなかキツイが、姐御肌、見た目も)

オーナーの娘(次男と同級生のママだった)
、ベテランスタッフ二人
(三人共、顔良し、性格良し、30代前半)

私、40代。


最初は、エステ、メイクの仕方、肌の生理学、化粧品の知識を学ぶ。

新商品のメイク品が出たら、チェーン店スタッフ合同で勉強会。

時給700円だが、勉強会やイベントの日は、時給が出ず、ランチ代を出してくれた。


無理やり化粧品を買うよう、勧められる事は無かったが、スタッフとして働く限り、基礎化粧品は、揃えた(お客様に説明しないといけないし)。

そのエステ店の仕組みは、エステで使う自分用の化粧品を買い、それで月一エステにきて、メイク付きで、エステ代は安いが、化粧品一式が3万ちょっとする。

お値段の価値は充分にある
(確かに肌の状態は良かった)

自分がお客様に売った化粧品のマージンが
自分や、オーナー、大元の会社に入る仕組みになっていた。


練習台に、友人を誘うのだが、「最後にエステの化粧品を勧められ、エステに来るよう言われるけど、高いから、私に遠慮せず断ってね」と私は言ってたので、私は自分のお客様をなかなか取れなかったが、友人一人と、義理姉とその娘が、契約してくれた。


私は、自分が客で行く時、店員から喋られたくなく、寝ていたい。
そんな店を選んでいた。


だから、自分もそのやり方でやってたのだが、お肌やメイクのアドバイスをしなければならず、最初は、気持ち良さそうに私の施術を受けてくれるお客様を見れることや、色とりどりのメイク品でお客様のメイクをするのが楽しかったのだが、


慣れてくると、オーナーからは、接客に関して、もっと喋るよう(お肌やメイクのアドバイス)度々言われて、

お客様が気にして言った事に対して、私はお客様がそんな気持ちとも知らず、愛想笑いで対応してたらしく(無意識)、苦情がきた。

その他、安月給承知で働いてたが、息子のクラブスポーツにお金がかかるし、化粧品かうと、化粧品だけで、自分の給料がとんでいき、

オーナーは、私の性格

例えば、見た目暗い、その服似合わない、
(お金ないから、自分にかけれない)
愛想笑い等、グサグサ指摘された。

オーナーは、私を内面、外面から変えようとしてくれてるのが、解るので、私は治そうと努力した。


そのうち、接客の時に、会話するのが怖くなり、胃が痛くなる毎日。

安月給で、自分で独立するにも、そこの傘下でないとできない仕組み、
私には接客は向いていない
と、今更ながら解った。

1年間、自分なりに、自分を何度も奮い立たせ、頑張ったが、

「子供のクラブスポーツのお金がかかる為、辞めさせてほしい」と言い、辞めた。



色々勉強になった事もあり、やってみたかったエステという夢にも挑戦できたので、良かったと思う。


しかし、オーナーに注意されたグサグサは、また私のほんの少し、心の傷になった。