借りていた所が、3社→5社→3社
訂正の訂正です

再度、「訂正!!」という形で載せました。
よく調べて書いたのですが、大変失礼しました。














それでは、本題です。
主人の性格からして、自分から喋る方ではない、
一方的に、こちらが弾丸トークをすると、主人の本音は聞けない。
黙ってしまう傾向。
いくら、子供が小さいからといっても、子供の前では、夫婦のいざこざを見せたくない
(私の子供の頃の経験から)
以上のことから、当時、長男小1、次男幼稚園、3人目を妊娠中
子供が登校してる時に、大手銀行のハガキ、大手カード会社のハガキを出し、
すごく冷静に聞きました。
(証拠を突き出さないと、必ずごまかすと思ったから)
「ちょっと来て。大事な話があるから。
このハガキ何?どういう事?
この数字の羅列は何?
滞納金、延滞料は何?
隠れて借金してたんか?
ええ
」


(最後はやっぱり、怒り口調になってしまった)
「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
」

主人、長時間無言で、顔がひきつり、ピクピク、(元々軽いチックと、吃音が出る時があるが、この時は異常だった)
ガマの油か



って位、暑くもないのに、顔全体から、ダラダラと大量の汗が出てた。
主人が喋るまで、根気よく、出来るだけ平静に、何度も同じ質問を繰り返し、喋る時間を与えていたが、
全く喋ろうとせず、固まったまま、ガマの油を出し続ける主人
(この人、うそがバレたら、顔から汗が出るんだな、しかし、すごい汗、
なぜか、
をどうしても連想してしまい、笑いが込み上げるも、それを必死で押し殺す私)

「証拠があるのに、今更うそついても、無駄なん、わかるな

怒らんから、正直に話して。」
長時間の無言の末、
「………ごめん……」
「やっぱり、隠れて借金してたんやな

いったい、何に使ったん
」

またまた長時間の沈黙後、
「先物取引に使った…………」
「はぁっ
何の先物取引


どんな経路で、先物取引

書類とかはあるんか
」

(すみません、私自身、何の先物取引だったか思い出せません)
今からの会話の間には、長~~~~~~い沈黙があるのだが、文章上、省略します。
「わからん…」
「わからん?どういうこと?
どこから先物取引に手を出した?」
「会社に電話がかかって来て、上司や同僚数人と先物取引をやった。
でも、そのうち、相手と連絡が取れなくなった。」
「あんたは、いつも人につられて飲み過ぎたり、おねえちゃんの店行ったり、付き合いにも、程があるやろ

自分の意思というのは、無いんか

そんな付き合い、辞めてしまえっ



そいで、いったい先物取引にいくら使ったん
」

「最初は、会社の財形の百万全部、
それから、どんどん継ぎ足した…」
「会社の財形に百万もあったんか

(私はそれすら知らなかった)
まあ、ええわ。
そやけど、普通は自分のあるお金でやるんちゃうの

なんで借金までして、せなあかんの

あほちゃうか
あんた
」


「…自分でも、あほやと思う。
でも会社の他の人らは、もっとつぎ込んでる」
「会社の人はどうでもええんや

あんたの事や

詐欺にあっとるやんか

警察行こう、証拠品出して
」

詐欺や泥棒で金銭を盗られた場合、証明書を税務署に確定申告すれば、税金を安くしてくれるのを、雑誌であったのを思い出した。
「証拠が何もないし、警察には行けない」
たぶん、何かしらの証拠はあると思う。
詐欺も相手をだます訳だから。
私も、よくよく考えると、
もし、主人が警察に届けたら、芋づる式に会社の人も解る訳で、騙されたとはいえ、会社で大問題になるのは、目に見えて解るから、その事については目をつむった。
「ほな、警察はええわ。
いったい、借金は、いくら借りて、残高どれ位あるんや?」
「………わからん……」
「はぁっ
自分で借金して、なんでいくら借りて、いくら残ってるかわからんの


あんた、ほんま、あほやな

あきれるわ……
ほな、これ、カードで借りたんやろ?
カード出して
今すぐ
」


おもむろに立ち上がり、カードを出す。
「これだけか
他にはないんやろな


正直に言って

全部出して
借りたもんは、どないかして返さなあかんねんで


あんた一人で返せるんか

ええっ
」


「…はい、返せません…
わかりました……」
(主人、何故か敬語に)
最初はハガキの証拠のカード2枚しか出さなかったが、結局3社から借りていると判明。
いくら借りて、残高がいくらか、本人が答えられなかったのは、自転車操業で借金に次ぐ借金で回していた為と思われる。
子供3人、私がやり繰りする生活費が15万で足りなくなって悩んだ時、図書館の主婦雑誌の節約記事や、ローン返済を読みまくってたので、それが役立つ時が来た。
本人に自覚させる為に、
各カード会社に、
借金の、元金、金利、残高を確かめるように、電話させた。
なんと、本人自体が驚いていた…
ばっかじゃねーの

私はというと、
「とにかく返さなきゃ」と、
主人に対しては、信用できなくなり、生理的にも受け付けなくなった。
頭が借金と、主人に裏切らたこととで頭がぐるぐる、思考回路停止と全開、ごちゃ混ぜ。
しかし、離婚は脳裏をよぎらなかった。
やはり、私の心の傷を癒したのは、主人だったからだ。
「先物取引きに、六百万近くも出すんやったら、六百万で宝くじ買った方が、なんぼか当たるんちゃうの
」

「…いやぁ~…無駄金やろ…」
「はぁっ

先物取引きの方が無駄やろ

六百万で宝くじ買えっ



あほ
ぼけ
カス
あんたの金銭感覚は、ザルどころか、桶の底抜けて、だだ漏れやわ
」




あ~あ、ほんま、どないしょ。
とりあえず、通帳全部の残高確認からだな…
つづく
今回もお読みくださり、ありがとうございます。
関西地方でも、特に言葉が汚い所で生まれ育ってるので、本当は、もっと汚い言葉使いになっています
