子育て(次男編②) | 雨のち、くもりのち、時々はれ

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もうすぐ還暦^_^
辛かった過去や趣味、お出かけ、日々の感じたこと等を書いてます。

次男は、「高校卒業したら、就職する」と言ったので、就職に有利な工業高校に進学した。

入学式の翌日、学校から帰って来てからの様子がおかしい。

元気がなく、ふと、スマホの画面が見え、
「自主退学、転入」とかを調べていて、

「えっ!?あんた、学校辞めたいの!?
まだ1日目やのに!?

軍隊式で、かなり厳しいのに、ついて行けないらしい。
しばらくは、心配で、同じ高校に行ってる長男のママ友にも相談。

皆、最初は慣れるまで大変で心配するけど、大丈夫だと言ってくれた。

部活も、運動部か文化系か迷ったが、「学校に慣れるのに大変だから、音楽部にしたら?ソフトテニス部は、野球部よりきついらしいで」

で、部活見学の結果、音楽部へ。


「硬式テニス、習いたい」と言い出し、中学の同級生も入ってるからと。

テニススクールの月謝を、小遣い減らしても良いというし、長男のクラブチームで、私達夫婦は、次男にかける時間もお金も無く、今まで我慢させてきたので、主人と相談の結果、テニススクールに行かせた。

色んな年代の方達に可愛がってもらい、楽しく高校行きながら、3年間通った。

高校も、どうなる事かと思ったが、慣れた。

次男は、私がお菓子作りや、料理する時に、小さな時から手伝わせていた。
自分がやりたいと言ったから。

その影響か、工業高校では色んな資格を取るのだが、女子の中に次男一人混じり、「家庭科検定3級」まで取った。


その次男が、就職する為に工業高校に行ってるのに、製菓専門学校に行きたいと、高2の時に言い出した。

年間の学費が、私大と同じ位かかり、奨学金を目一杯借りて、本人が返しても、その他諸々の経費がどうしても出せない。


私がフルで働けば、なんとかなるが、私に、エネルギーがないから出来ない。

職人仕事が次男に合うことは、わかっていたが、費用の面で無理だと伝え、

「もし、本当に行きたいなら、働きながらお金貯めて、自力で行き。

お母さんもそうしてきたから」と伝えた。


就職する方が息子には、いいと思った。
費用の面もあるが、企業の方が、福利厚生、年金、健康保険で、安心だからだ、



次男の性格、

昔から、集中すると周りが見えない、人の目を気にするということがなく、マイペースで、人と比べて焦るとかも、全くなく、服も、後ろ前、裏表逆だろうが、靴の左右が逆だろうが、解らないようだった。

それが、同じ部活の後輩の彼女ができ、次男の部屋は散らかり放題で、見られてはまずい物は、普通隠すと思うのだが、彼女からのラブレターや、自分が渡すつもりのラブレターが普通に置いてあり、部屋の掃除の時に、いけないと思いつつも、読んでしまった。


内容を見て、「これは、早く避妊を教えなければ!!の、内容で、

主人に避妊の話を次男にするように言ったら、「そんなこと言ったら、やってもいいと言ってるのと同じやから、よう言わん」

と言った。
具体的に、使い方の説明もするように言ったのだが、主人に断られた。

今は学校でも、友達間でも、知ってるかもしれないが、親の思いを伝えたかった。

長男が大学で一人暮らしをする前にも、

「彼女ができたら、必ず避妊するように。
妊娠は女性の一大事であり、お互いの人生を左右するのだから、後悔しない為にも、お互いのこれからの人生の為にも、必ず避妊すること」

長男には、二人きりの時に、口頭で言ったら、「わかっとる!!」と言われ、


次男は、「大人の話があるから、ちょっと来て」(娘がいた為)と、私が言うと、

「忙しいから、紙に書いて」
(ゲーム中)


ノートの切れ端に、長男に言った内容の事を書き、それを読む次男。

「こんなん、わかりきっとるわ」



で、




彼女を次男の部屋に連れて来て、避妊はしている。


何も隠さないので、次男のベッドの枕元には、避妊具がおかれ、使った形跡もわかる為。


次男は、この春、第一希望の企業に就職できたが、彼女はまだ高校生。

親としては、ハラハラ、ドキドキだ。



先日、次男に聞いた。

「もし、あの時、製菓専門学校に行っていいと言ったら、行ってた?」

「当たり前やん」

「ほな、今お金貯めて専門学校行こうと思う?」

「会社辞めるのもしんどいし、今のままでいい」



それを主人に伝えると、
「今の会社で満足してるからやろ。
嫌やったら、学校行くこと考えてると思うで」と。



今まで、私は運転免許が無かったので、外食に行っても、主人はビールを飲まなかったのだが、次男がたまに外食に連れて行ってくれると、次男の運転だから、主人はビールを飲み、ご機嫌である。


もちろん、食事代は次男で、ビール代は主人が払うてへぺろ


先日は、初めて飲み放題を頼んだ主人、ご機嫌だった口笛

私「幸せやなぁ~、子供にご馳走してもらって、運転してもらって、飲み放題できて」


主人「当たり前やん、次男には、今まで、それだけの事してきとるやん」


やって。


私にしたら、長男のスポーツに身体も、お金も、時間もかけっ放しで、ほったらかしやったんやけど……


主人にしたら、違うらしいニヤニヤ




それと、余談だが、長男高3、次男高1の夏休みの三者面談に、学校が違うから、1日で済むように私が予定組んでたら、電車とバス、徒歩で、私がしんどいからと、休みをとって、車を運転してくれた主人。


アッシーだけだと思ってたのが、三者面談にも付いていくとガーン!!


子供が小学校までは、運動会以外は、学校行事など行かないと言ってた主人が、長男のスポーツにどうしても親が関わらなければならず、それ以来、中、高の運動会は主人が行っていた。


私は、パニック障害で、人混みが苦手なのと、仕事のシフト上、土日祝が休みにくいので、私の代わりというのもある。



次男の三者面談、私は、子供優先に喋らせたかったのに、何故か主人が先生と、世間話しを、延々と……滝汗

途中で先生の困ってるのも解り、話を中断させ、次男からも

「お父さん、喋り過ぎ!!恥ずかしい!!!!

私「ほんまや!!余計な関係ない話しばっかりして、先生も迷惑やし、三者面談は、普段の子供の生活態度とかを話すんやで!!ムキーッ

あほちゃうか!!あんた!!爆弾ドンッ


主人「いいや、社会の企業がどんな人材を求めてるか、話さなあかんねん」

だと……



続いて、長男の高校へ向かう。

私が長男に、次男の三者面談でお父さんが無関係の事を喋りまくって、困ったと言ったら、長男が主人に一言、

「黙っとけよ!!
俺が喋るから、一言も喋るな!!


長男は高3だったので、大学受験の、受験科目やら、どの大学を受験するかを先生に聞いていた。


私も主人も高卒なので、二人の会話がさっぱり解らないというのもあるが、事前に長男から、きつく釘を刺された主人、

先生「お父さんも、息子さんの希望通りでいいですか?」

主人「はい」

先生「親御さんから、特に、何かありますか?」

主人「いえ、ありません…」


別人のように、静かな三者面談となりました汗汗








つづく





今回も、長文をお読みくださり、ありがとうございますハムスター





季節外れですが、沢山ひまわり撮ったので…すみませんあせる

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