つわり地獄 | 雨のち、くもりのち、時々はれ

雨のち、くもりのち、時々はれ

もうすぐ還暦^_^
辛かった過去や趣味、お出かけ、日々の感じたこと等を書いてます。

思い出したのだが、私が仕事を辞め、妊娠してから、姑は

「今迄たくさんお金かりたけど、毎月、米(10㎏1袋)で返すわな。
その方が、あんたらも助かるやろ?」


えっ!?!?現金の方が助かるし、夫婦二人で米10㎏は、1ヶ月であまり過ぎるけど……

と、思ったのだが、返す気はあるんだ、というのが解ったので、米10㎏、有り難く頂戴しました。

それも、カタログで食料品の注文を止めるまでだから、数年ですわ。

ま、お金が返ってくるとは、全く思わずに出していたので、気持ちだけでも有難や、
ですね。



では、本題に入ります。


私は子供を3人生んだ。

3人に共通した妊娠体験は、

クローバーつわりが異常にきつかった。
始まりは妊娠6週目から、安定期の2ヶ月だけはおさまり、後期で大きくなったお腹に胃が押され、常にムカムカ、胃もたれ、胃液逆流、食べたら吐き気。


クローバー妊娠8ヶ月には子宮口が2cm開いていた。


クローバーたぶんマタニティーブルーになっていたと思う


クローバー同じ物ばかり食べていた。
長男の時は、かき氷
次男の時は、飴玉を噛む
長女の時は……3人目だからか、思い出せない…



特に長男の時は、初めてのお産で何もかもが不安だらけ。

つわりで匂いがだめになり、料理の番組や、食事シーン、料理本見ても吐いていた。

実家の世話になった。

156cmで体重が38㎏になった。

動けない、体力、気力なし、食欲なし、
横向きに寝ていても、自分の骨がささり、痛い。


精神的にも辛かった。

母もつわりがひどかったので、私には何も言わなかったが、父が、
「お母さんは、つわりがひどくても、店の仕事や、弟子達の食事の用意、おじいちゃんの世話もしとったで。

あんたも、少しは家の事手伝ったらどうや?

妊娠、つわりは病気違うんやで」


この、ピンクの言葉、近所の年寄りに、散々言われたわ!!爆弾

精神的にどん底の中、自分でも、つわりは病気ではないと解っていても、自ら望んだ妊娠であっても、心がズタボロになった。

実家にいても、すごいストレス。

しかし、自宅で一人はもっと耐えれなかった。

トイレで吐きながら、涙ボロボロ。


こんな精神不安定で、食事も取れず、お腹の子は無事に育つのだろうか!?



水分は何とか摂れていたので、お母さんの栄養からとるし、赤ちゃんも順調に大きくなっているから大丈夫だと、先生に言われ、泣きそになる。


妊娠36週で、破水し(私の破水は、尿漏れ程度だった)、夜間に主人がたまたま昼勤だったので、車で入院。

子宮口広げる処置をされたのだが、下は見てないが、金具とカナヅチで、カンカン入れられ、めっちゃ痛かった!!ガーン汗汗汗

痛がると、怒る院長先生(おじいさん?白髪)だった。

内診も荒く、痛がると、
「あんた、結婚してるんやろ!?
なんで、痛いんや!?

つまり、バージンでもないのに、なんで痛いのか!?と言う意味。

他の患者にも、ショックな事言ってたな。

違う曜日には、宝塚の男役のような、女医さんがいて、優しいし、頼りになるし、女医さんの曜日は満員だった。

私は、つわりがひどかったので、早く診察して欲しかったから、院長の日に行ってたが、下二人の診察は、女医さんにした。


ちょうど、私の子宮口広げる処置の時に、若い妊婦さんも、診察されていて、その人、妊婦して、最初に診察に行って以来、後期まで全く受診してなくて、いきなり子宮口広げる処置されてた。

看護師さんの処置の段階で、腰を引いてしまったり、痛かったり、
「こんなんで痛がってたら、先生に叱られるよ」

先生「なんで、こんな時期になるまで診察に来なかった!?ドンッ

妊婦「無痛分娩にしてください」

先生「痛い思いして、子供を産んや!!
それで、母親になるんや!!
うちはやってないから!!

診察に来れなかった事情があったのかは、解らないが、怒られまくってた。


私が、3人目の出産する時、そこの病院は、3人目以降の出産は、特別室を普通の病室料金で入院でき、もう子供はいらないと、夫婦の同意書に、サイン、捺印すれば、卵管結索手術といって、卵管を縛り、妊娠しないようにしてくれると、姑が教えてくた。

先生「うちの娘も、ここで無痛分娩で産んだんや。
無痛分娩で産んで、そのまま麻酔効いてる状態で手術した方が楽やからね。」

と、説明され、

えっ!?
無痛分娩勧めてる!?
昔言ってた事と違うやん!!

と思ったが、3人目のお産は、女の子ということもあり、すごく楽なお産だった。


つわりが酷い代わりに、お産は皆、陣痛促進剤で産んだのだが、つわり地獄で延々苦しむことに比べたら、楽だった。


長男の時は、「ヒッ、ヒッ、フー」が上手く出来ず、過呼吸ぎみに。
死ぬかと思った。

昔は、あんなに死にたかったのにね

私の横の人は、もっと酷い過呼吸で、オェーって言ってるのに、周りにいる看護師達は、それ見て笑ってるんやで!!爆弾

必死で陣痛に耐えて産もうとしてるのに、そら、あんたら看護師は、慣れた仕事かもしれんけど、もっと患者の気持ちになれや!!パンチ!ドンッ



まぁ、そんな病院で、つわり地獄で、よく3人も産んだなと、自分でも感心する。





今、つわりで苦しんでる方、辛いと思うけど、もう少しの辛抱だからね、

人の言うことに、左右されなくていいからね、

身体を大切にしてあげてね、


心もね。







つづく




いつも長文にお付き合いくださり、ありがとうございました満月


{236C4AD0-1C97-4E67-B1FC-CC825BD66E2A:01}