ここまでの私の人生経験で言えることは、






それには、自分をこんな風に変えたい、
将来こうしたいと具体的に想い描き、それに向けて、勇気を持って進むこと

と、とらえて、決していつまでも負のスパイラルにはまらない事

最初はもちろん、落ち込む。
立ち直るまで、個人差もあると思う。
でも、大丈夫

あきらめないで

(真矢みき風に呼んでね)
自殺しないで良かったよ~

ところで、
老人ホーム、散髪屋、スーパーのPOP室、で、今回の小さなデザイン事務所。





なぜ、学生か?
なぜ、26歳以上なのか?




職を転々とするものだから、父は機嫌が悪かったね~
グラフィック専門学校から紹介された、デザイン事務所。
学校から電車で一駅なので、家からは遠いが、学校からは近くなり、スーツ等のきちんとした身なりで出勤。
その会社も親族経営で、ちょうどバブル全盛期だったので、おしゃべりの社長が、仕事や人間関係に慣れた頃、色々内情を教えてくれた。
出資者は、某有名企業の課長で、40代後半の家族持ち。
株で大儲けし、それを元手にこの会社を起業、社宅から中古の一軒家を購入。
会社員は、兼業不可だから、名目上、
社長は、出資者の叔父(定年して数年)、
部長は、出資者の弟(40代)
経理は、出資者の妻
課長は、出資者の会社の支店を辞めた男性(40代)
事務員兼雑用と、私の補助は、20代過ぎの美人の女子
(見た目はツンとしているが、とても素直でいい子)
私の仕事内容は、前回にも書いたように、
出資者の人の会社や、そのお客様からの、テレフォンカードのデザインが主で、
あとは、イベントやチラシ、カレンダーのデザインをし、OKが出たら、版下屋と、フィルム屋に持って行くこと。
そして、ついに、おしゃべりな、社長による、
衝撃の事実が発覚





なぜ、26歳で、デザイン学生、女子が必要だったのか






デザイナーを雇うと、給料をたくさん出さなければいけないので、学生なら、プロ並み以下で、安く雇え、文句も言わないから。

あわよくば、社内結婚で、部長の嫁にしたかったから

部長、実は身内では、心配の種だったらしい。
職を転々とする、
いい歳なのに、(当時としては遅い年齢)
結婚しない。
これで、就職の条件に納得した。
おまけに、面接後の採用の返事を、早くするよう、社長は出資者に言ったそうだが、たぶん、私の顔がダメで、嫁としては……




と、考えていたんではなかろうか?
何でも出資者の一存で物事が決まる。
そのうち、部長は、遅刻するわ、連絡とれないわ、無断欠勤するわ、
出資者の実の兄のやり方や、色んな事が気に食わなかったからだろうね。
だから、身内の厄介者だったのかも。
でも、私たち女子社員にとっては、優しいし、頼りになるし、嫌な事は進んでやってくれるし、気も使ってくれる、いい人だった。
そんな感じで、仕事も、印刷に出す前のやり方など、丁寧に教えてもらい、バブル期なので、忘年会などは、有名な神戸牛の店とか、人にも、金銭面でも、仕事内容でも、すごく恵まれていて、感謝の日々だった。
つづく
今回も、お読みくださり、ありがとうございます
