ちょっと今回は、引いちゃう人は引いちゃうかもしれません…長いし!!まあよろしければお付き合いください
スピリチュアルなことを特別信じてるわけでもないのですが、以前KindleUnlimitedで出会った本をきっかけに、この人はスゴイと思っているアニマルコミュニケーターさんがいます。
岩津麻佳さんです。
HP→https://iwatsu8asaka.wixsite.com/kobe
そもそも、アニマルコミュニケーションって何じゃ?動物と話す??動物が日本語話すワケないじゃん。ウサンクサ~
と思う方も多いでしょお。もちろん、今目の前にいるワンコニャンコと話すなら、ボディランゲージの方がずっと確実で現実的ですし、アニマルコミュニケーションはみんなが使わなきゃいけないスキル、という訳ではないと思います。
でもなんていうか、人間同士でも「気」とか「念」とか言葉によらない発信・受信って多分あるじゃないですか。言葉じゃなくて、そういうエネルギー?みたいなものを動物とやりとりするっていうのが、アニマルコミュニケーションの仕組みらしいのです。
それならあり得る話な気がするし、もしちょっとでもワンコと通じ合えることができたら素敵じゃな~い
ってなワケで、単純なワタクシは本を買って練習シマシタ
やり方としては、瞑想っぽい感じでしょうか。本にしたがってガイド音声を作りまして、目を閉じてイメージをしていきます。まず頭の中でのおしゃべりをやめて~・・・
・・・できねえorz
瞑想もなんですが、ワタクシこの「マインドフルネスな状態」みたいになるの、とことん苦手なんす・・・気がついたら頭の中で関係ないおしゃべりがダダ流れてしまう。。もう何年も練習してるんですが全く上達いたしません。
さて話は戻りましてロク君の捜索ですよ。
今回、なんてたってロク君は電話番号つきの首輪をしていますし、人間に保護されてくれさえすれば、帰ってこれるはずなんです。
暑いから水が飲めてるかとか、ひょっとして出られないような場所で困ってないかという心配もありましたし、帰ってこれない理由があるのか帰りたくないのかも知りたい。その上で、今の状態が危険なこと、誰かのところに行って保護されてほしいということを、なんとしても本人に伝える必要があると思いました。
となれば、胡散臭くてもダメ元でも(←失礼)、ワタクシにはできないアニマルコミュニケーションをプロの方にお願いして、本人に伝えてもらおう!!
という訳で、前々からスゴイなと思っていた岩津さんに連絡をとらせていただきました。
岩津さんは神戸で活動されているのですが、迷子捜索に限り、遠隔でのコミュニケーションを引き受けてくれるとのこと。すぐに日程を組んでくださり、月曜の夕方にその結果をお電話いただきました。
*迷子捜索のイメージはこんな感じのようです。
フェリシモ猫部の記事→https://www.nekobu.com/blog/2014/08/post-371.html
いただいたお電話の内容はこんな感じでした。
まずロク君の気持ちの面。
・つながれているのは恐い。今は自由で恐くない。
・これからどうしたいのか、先のことは考えていない。
・これまで、恐いことが沢山あった。→恐怖や心細さに襲われ、頼れる相手がいないまま頑張って生きてきた様子が伝わってきたので、「頑張ったね」と言ったところ、ロク君が泣き出してしまった。
それから、ロク君が見せてくれた景色
・田んぼ、キラキラ光る稲穂、田んぼの間に細い道、ぽつぽつと家。
・農作業する男性、農作業用の機械、赤い布のようなもの。
・竹林、白っぽい砂利敷きの敷地の奥に和風の民家、白い壁に黒い屋根、車庫のような屋根つきの場所・・・
・そんなところで、走って逃げるでもなくのんびり歩いているようだ。
そして、岩津さんからのアドバイス。
・水は飲めているがご飯は食べられていない。
・誰かのところに行ってほしいということを伝えたが、恐いというお返事。でも、池田さんが探しに行ったら戻ってきてくれるかという質問は、じっと聞いてくれた。
・お母さんのような安心できる場所として、もう一度信じてもらえるようなイメージをもって、ロク君に接してほしい。
田んぼ??!
ワタクシの住む地域は畑はやたらございますが、田んぼはそんなにはありません。でも、話を聞いてすぐに思い当たった景色が1箇所・・・我が家から西に3kmほどのところにある、里山の原風景が残る地域です。
岩津さんに急いでお礼をいい、すぐにその地域へ車を飛ばしました。
・・・が、なかなかうまくはいかないモノで
全体としてはバッチリな景色なんですけど、あまり広くないその範囲に白い砂利敷きの敷地のある民家とか農作業用機械とかを見つけることはできず、辺りにいたおじさまにチラシを渡しても、犬は見ていないというお返事・・・
んんんん。。ここじゃないのかにゃあ・・・
という訳で、火&水曜日は会社に行く前と後、国土地理院の地図をプリントして、犬の足でいけそうな範囲の田んぼをあちこち見て回る作業を実施いたしました。が、なかなかココってのは見付らず。。
で木曜の夕方、目撃情報の連絡がありまして、なんと火曜の朝と水曜の昼に、最初にココだと思った田んぼの近くでロク君を見かけたと!
やっぱりあそこだったのか・・・!ってか、岩津さんすげえ!!
早速コンビニでから揚げ買って急行しましたが、まあそう上手くは会えまへんがな。仕方ない、夜のうちにポスティングでもするかな?なんて思ってましたら、夜になって今度は正反対の、我が家から東に3kmほどのニュータウンで木曜朝に目撃したとの情報が!
なぜ?違う犬??いや茶色の中型雑種が何匹もウロウロできるよーな土地柄じゃないし・・・移動したの?わざわざ6kmも、大きな国道を超えて??
?マークで頭が一杯になりながら、そちらへも調査に行き、朝からポスティングをしたりして、ヘロヘロになりながら金曜朝、会社へ向かったワタクシ。
昼休みになってふと、岩津さんの言葉を思い出し、そうだ、ロク君に安心してもらえるイメージをワタクシなりに伝えてみよう・・・と思い立ちまして、大の苦手な「自己流・アニマルコミュニケーション」を試すことにいたしました。
ガイド音声を聞きながら・・・ロク君をイメージして・・・
頑張って生きてきてくれてありがとう。
うちに来てくれてありがとう。
これからは、もしよければ、私のそばで生きて欲しい。
だから戻って来てもらえたらとても嬉しい。
ってなことを、イメージの中のロク君に頑張って話しかけました。
で、夕方また少し捜索をして帰宅。帰宅すると庭においてあるご飯が減ってないかとかチェックに出るのですが、庭に下りてエサをチェックしようとしたら、何か物音が。
!!!
ロク君だ!!
いつもはデッキの下に潜っていたロク君。何故かこのときは、庭の最奥にある小さいほうの小屋に、ひっそりと入っていました。
慌てて室内にお入りいただき、
ウルサイやつはとりあえず隔離。(めっちゃ不満げ)
それにしてもまあ、2週間しかいなかった我が家へ、6km以上の広範囲を動きまわったのに、よくまあ帰ってこられたものです・・・
賢い!
そういえばロク君は、我が家では久しぶりの「方位磁石犬」なのでした。
(↑の時クルクル回って、大抵同じ方向=ロク君の場合は北を向く)
その辺も関係するんですかねえ。
それにしても、よかった・・・とにかくよかった・・・この日は1週間ぶりにたんまり飲ませていただきましたよ!!
こうしてロク君の捜索は1週間で無事終了したのでした。翌日から関係各所に電話をかけまくってお礼をいいまくったのは言うまでもありません。
ご協力いただいた皆様、重ね重ねありがとうございました!
ロク君が帰ってきてくれてから約2週間が経ちました。その間お部屋で暮らしてもらっていますが、これがまたほんとーーーーーーに、いい子です
一度も吠えない。こつぶサンにしつこくされたり、唸られたり、なんならご飯を横取りされそうになっても全然怒らない温厚さ。イタズラはしないし、粗相もないし、人間へも一切攻撃性はないし、私が帰宅すると大喜びでシッポを振って出迎えてくれた後は、ただひっそりと側にきて座っています。
表情も豊かで、よく笑い、めっちゃ可愛い
こんなにいい子は、うちみたいな色んな犬が出入りする、お留守番も多いうちより、もっとずっといいおうちで暮らすべきでしょう。それに。
ロク君が帰ってきたのは、1週間放浪して疲れ、空腹に耐えられなくなっただけかもしれない。
岩津さんが伝えてくれたロク君の言葉は本当のことかもしれないし違うかもしれない。
ワタクシの伝えた言葉は全然伝わってないかもしれない。
けれど、ワタクシが一生懸命イメージの中で伝えた直後のあのタイミングで、帰ってきてくれたのです。
もうロク君を違うおうちに里子に出すわけにはいかないと思うのです。
そばにいて欲しいってお願いしたんだもの。
そのお願いをきいてくれたんだもの。
今度はワタクシが、岩津さんのいうように、ロク君の安心できる場所になりたいじゃないですか!
という訳で、ロク君は里親募集はいたしません。このまま我が家で一緒に思い出を作っていきたいと思います!!ロク君には災難なことかもしれないけど、諦めて~
以上、大変ながながと失礼いたしました。
ここまで読んでくださったキトクな方、本当にありがとうございました
迷子犬を探している方のお役に少しでもたてましたら幸いです。
そして、今後は里親様絶賛大募集中の、迷子になるのも難しそうなコチラの方↓
のブログを頑張って更新していきたいと思っております!
何卒、応援のほどよろしくお願いいたしマース
オワリ。