既報のとおり、私は先日『感覚のグレードアップ』を経ました。


しばらく好調だったのですが、ある非常に負荷の掛かる施術を行う中でこのグレードアップされた新感覚が一度壊れてしまいました。まだ完全に定着しきっておらず、負荷に耐えきれなかったようです。


翌日からすぐに復旧、再生を試みましたが極めて難航しました。


睡眠、食事、思考…などを整え、新感覚を得る引き金になった気功法も繰り返しました。


しかしなかなか感覚が戻らず焦りを感じました。


そのような最中でした。


何気なくフゥ〜〜〜〜…と吐き出した呼吸に感じるものがありました。何かからだが反応したように感じました。


そのとき頭をよぎったのが、確か西野流呼吸法の本の中にあった


『全身の細胞で呼吸する』


という言葉でした。違っていましたらゴメンナサイ。


読んだときは「なんのこっちゃ??」と思いましたが

いまそのイメージで深呼吸をするとどんどんからだの感覚が変わっていくのを感じました。


私の学んだ合気道の系統では


「からだに響きを伝える」


という呼吸法をやりますが、たぶん同じものなのではないかと感じます。


それまでただ鼻や口でスーハーしているだけだった呼吸法の意味が初めて少し分かった気がしました。


結局、呼吸法で新感覚を取り戻すことに成功しました。土曜夜に壊してしまい、翌週金曜夜に復旧させましたので丸1週間かかりました。


ではこの1週間の施術はどうだったのかと言いますと、普通に行っておりましたし出来も良かったです。


ただ新感覚があると私が楽なのです。無いと頑張らなければいけない。ですから頑張りました。

私と呼吸法の関わりはかなり長いです。


最初の出会いは高校生のときに通っていた空手の道場でした。


いぶき

のがれ


という呼吸法がありました。


次に大学で始めた合気道。


ここでは深呼吸に様々なイメージを付加する方法に出会いました。


さらにその後、中国拳法の道場でも腹式呼吸のようなものをやりました。


しかし私はこの呼吸法の効能がまるで分かりませんでした。


私は空手、合気道、中国拳法すべての稽古に熱心でした。才能に乏しく体格もない私ですのでヘタの横好きの見本なようなものですが、とにかく熱心に取り組みはしました。


ですので結果的に16歳から今日まで呼吸法はべらぼうな回数行ってきております。


その結果、私は深く息を吐く習慣が身に付いております。


これは気分を落ち着かせたり重心を安定させたりなど、まぁ常識的な効果はもちろんあります。日々それなりに役立ってくれております。


しかし所詮は息をスーハーするだけ。


ガス交換以上のことは特に無いよね…とずっと思っておりました。


私としてはそれ以上の何かミラクルな効果を期待し続けておりましたが、そういうものを感じることはありませんでした。

【6/22更新】

 

施術開始可能時間帯の表示です。

例:10:00~13:00 

↑午前10時から午後1時の間に施術を開始できます。ご都合のよい開始時間をご指定下ください。


※土曜のみ開始時間が指定されております。

※キャンセルなどによりスケジュールは刻々と変化いたします。

※当日予約は受付けておりません。必ず前日までにご予約ください。 

   

6月〜7月初旬


6/23(火) 14時〜18時半

6/24(水) 13時〜18時半

6/25(木) 14時〜14時半

7/3(金)   10時〜15時

7/6(月)   13時半〜18時半

7/7(火)   10時〜18時半

7/8(水)      10時〜18時半

7/9(木)      10時〜18時半

7/10(金)    10時〜14時半


7/13以降のご予約も受付けております。


ご予約、お問い合わせは

『03-3795-5010 まえじ鍼灸院』

までお願いいたします。

 

 

 

 

頭鍼と同じく、感度のグレードアップによってもう一つ効果を発揮するようになったものがあります。


『自然整体』


と呼んでいるものです。


これは世田谷に来てからの2010年代に始まったものです。


私はもともと接骨院勤務からキャリアをスタートさせましたが、そこはカイロプラクティックを取り入れたフランチャイズの1店舗でした。


ですので私が働き始めた頃はいわゆるポキポキ整体を盛んに行っておりました。


私はまだ雑用係でしたので見ているだけでした。


そして私も徐々にそれなりにお客様に触るようになる頃にはほとんどポキポキ整体をしなくなっておりました。


ですので私は骨盤、背骨、首のポキポキ整体は間近で見て来ておりますが行った経験はありません。


しかしやってもらうことは何度かありました。


正直なところ「怖いな…」と思いました。


自然整体はそういうものとは全く違っております。


「部分的な小規模かつ複雑なストレッチ」


敢えて言葉にするならそういう雰囲気のものです。


例えば歪みのある膝を両手で抱え込んでしばらく保持しておりますと、なんとなく「膝が戻って行きたがっている方向」が感じ取れて来ます。


そうしましたら、その方向に、そして行きたがっている分だけ手伝ってあげる。


そういうものです。


施術を受ける側は非常に気持ち良いそうです。


感じ取るオーダーは基本的に複雑で、例えば


『少し内に捻りながら引っ張って欲しい。捻りながら、だよ。捻って→引っ張るじゃない。螺旋ね。ちょうど良いところまで引っ張ったら、それをキープしながら膝の内端をテコにしてちょとだけ内側に折り込んで。数秒キープしたら牽引しながら放して』


みたいな感じです。


非常に微妙なものですので、調子の良いときにしか出来ませんでした。


また主に膝、足首、首など、保持のしやすい箇所限定でもあります。


しかしまず現在は施術の中で普通に自然整体を折り込んでいます。感覚が定着しつつあります。


また上記以外に顎、顔なども扱えるようになっております。


頭鍼でゆるんでいる状態ですと自然整体はやりやすくなります。


いまこの2つが施術のメインになっております。

頭鍼は


「ここに鍼を打てばここがゆるんで来る」


というようなマニュアル化は難しいかも知れない…と感じております。


頭のどこに鍼を打つか、は人によりかなり違います。また様子を見て打ち直しもいたしますが、それらは全部私の経験と感覚によって行われております。


頭に鍼を打つようになって20年以上になりますが、結局法則性が見出せず、なので実用的効果を発揮させにくい…という迷路を彷徨っておりました。


少し難しい話になりますが


『カタチなしがカタチなり』


と言いますか、型ではなく感覚を掴めたとき初めて使いこなせるものだ…と感じております。


長い長い時間が掛かりました。


20代の若者は50代の初老になりました。


ようやくその感覚を掴めたのでは、と思っております。まだ少し不安定な気もしておりますが(体調によって感度に下がることがあります)。