鍼灸学校の修学旅行は北京でした。

現地の大学病院での研修の中に『気功』がありました。


私の掌に気功師の先生が手をかざしてくると、モワ〜っとした温かさと弾力を感じました。


その頃すでに気感があった私は「あ、はいはい、感じます感じます」と思いました。「まぁ、こういうもんですよね」と。


研修後、ある同級生と話したところ


「あれ、気持ち悪かったよね〜〜…」


と言われ、当時の私は「?」でした。


「ああいうさ、自分の中で無理矢理作り出した気って、もう汚れててネトネトしてるから。あれは汚れた油みたいなものだよね。私、ああいうの苦手…」


とのこと。


その後また別の機会に日本人の気功師の方から


「人間が踏ん張って無理矢理発する気はダメ。そういうのは不純で汚れてる。気は自然から取り込むもので、そういう天然の気はサラサラです」


と言われました。


先日、胃がんの手術(胃を2/3切除)したばかりの方に指圧マッサージ施術をしました。


仰向けで上腹部に軽く掌圧をしますと、指に少し冷たいような気持ち悪い何かが絡みついてくる感触がありました。


こんな言葉はないと思いますが、生温かいならぬ『生冷たい』と感じました。冷たいというよりはむしろ湿っぽいの方が近いかも知れません。細くて湿っぽいヒモが何本もまとわりついて来るような感触で実に不快な手応えでした。


ネトネト、不純で汚れている……


ああ、なんかこれのことかな、この感覚かな、と思いました。


ゆっくり丁寧に掌圧(鈴木林三先生の技を常に頭に描いてやっております)していると、やがてソレが薄くなって行きました。


施術を終えて帰宅すると猛烈にダルくなり、そして寝落ちしてしまいました。


施術前までは元気いっぱいだったのに、です。


いわゆる『もらってしまう』が起きたのかなと思います。


私はもらっても払うのが早いので、2時間ほど倒れていたらだいたい抜けて、起きてちょっと動いたらほぼ払えました。


払いの一環として急にトイレに行きたくなることもありますが、この日はまだ少し残っていたのか、夜遅くなってからそれも起きました。


私が頭鍼の存在を知ったのは、2002〜2004年頃に雑誌かあるいは別の何らかのメディアで『朱氏頭皮鍼』の記事を読んだことによってでした。


実は私はそこから朱氏頭皮鍼を深く勉強する…という方向にはなぜか進みませんでしたが「頭に鍼を打つことをメインにした施術」というものが非常に印象深く、カッコよく表現しますと『インスピレーションを得た』ように感じます。


また某所でたまたまある鍼灸師の方から「朱先生ご本人の施術の様子」を教えていただいたことがあり、『なるほどそういう感じなのか…』と勝手に妄想をふくらませておりました。


朱氏頭皮鍼は特に麻痺を回復させる効果が高いそうなのですが、その方法は頭に鍼を打ったあと、麻痺のある部分を軽く叩打したり揺すったりするそうです。


因みに上記の「朱先生ご本人の施術の様子」はギックリ腰への施術でしたが、やはり頭に鍼→腰を叩打という流れだったようです。因みに患者さんはその場で劇的に回復されたそうです。


先に書きましたとおり、私はインスピレーションをもとに2000年代後半にパーキンソン症候群の方への施術として『頭に鍼→全身指圧』をおこない良い結果を得ました。


その経験からこれは非常に優れた方法だと感じ、『頭鍼マッサージ』と名付けて過去に2度メニュー化しましたが、さっぱり売れずに消えて行きました。


今回自然な流れでメインの施術にこれを持ち込み、いまほぼ定着させつつあります。


頭に鍼→指圧マッサージand鍼という構成で施術をしておりますが、ふと「オリジナルの頭皮鍼は叩打なんだよな」と思い出し、一昨日あたりから叩打も軽く入れてみております。


当初は「指圧も叩打も似たようなものでしょ。むしろ指圧の方が丁寧で良いのではないかな」ぐらいに考えておりました。


しかし実際にはどうも効果が違う。


叩打には叩打でしか出せない効果がある。


そのような手応えがありました。


昨日の施術で


「頭に鍼やってからそうやってポンポン叩いてもらうと、身体が『あ、そこが悪いのね!よしそこを治そう!』と気がつく感じがする。不思議だね」


との感想をいただきました。


これはまた、私の中で幾つかの点が線になる感じがしました。


頭鍼→叩打を自分なりに更に探ってみようと思います。



【7/10更新】

 

施術開始可能時間帯の表示です。

例:10:00~13:00 

↑午前10時から午後1時の間に施術を開始できます。ご都合のよい開始時間をご指定下ください。


※土曜のみ開始時間が指定されております。

※キャンセルなどによりスケジュールは刻々と変化いたします。

※当日予約は受付けておりません。必ず前日までにご予約ください。 

   


7月

7/16(木) 14時〜18時半

7/22(火) 13時〜15時

7/29(水) 10時〜18時

7/30(木) 10時〜18時 

7/31(金) 13時〜18時


8月のご予約も受付けております。


※夏季休暇

8/10(月)〜8/14(金)


ご予約、お問い合わせは

『03-3795-5010 まえじ鍼灸院』

までお願いいたします。

 

 

 

 

良い鍼灸院はどうやって探せばよいのか?


とよく訊かれます。


ネットで色々と情報は拾えますが、もはやそれもどこまで確かなのか分かりません。サクラも多いようですし。


やはり電話で問い合わせてみるのが一番かな、と思います。


実際に話してみることで得られる情報は多いです。

文字には表れない雰囲気のようなものですね。


当院は初回は必ず電話でご予約いただいております。


こちら側としましても「いったいどんな人なんだろう」という不安はありますが、話してみることでなんとなく伝わってくるものがございます。


当院の場合、ごく普通にスムーズに話が進まない方はお断りすることが多いです。


これは利用者側も同じことが言えると思います。


問い合わせてみてスムーズに話が進まない鍼灸院は『たぶん自分には合わない』と考えて良いのではないかな、と。

当院が開業した2002年頃はよく


「この辺りはお年寄りが多いから流行るんじゃない」


というようなことを言われました。


鍼灸院はお年寄りが行くところ的なイメージが強かったのでしょう。


しかし実際にはお年寄りはあまり多くありません。


圧倒的に働き盛り世代の方が多いです。

30〜50代ですね。


男女比は現在の当院ですとほぼ五分五分という感じですが、おそらく女性の方がやや多いのが一般的かと思います。