緊縛をするときに気を遣うのが、縛られた女性の状態です。私は縛るときは、相手の女性が痛み等で辛くないか必ず確認を取るようにしています。きつく締め過ぎてしまうと、内出血を引き起こしたり、関節などを傷めてしまう恐れがあるからです。

 

 体の柔らかさや皮膚の感覚は個人差があるので、誰に対しても同じ縛りをすることはできません。相手の体と相談して、無理のない縛りをしなければいけません。また、縛った時点では大丈夫でも、時間が経つにつれてだんだん辛くなってくる場合もあります。縛るときだけでなく、プレイ時における女性の状態も、常に気を配るようにしたほうがいいですね。

 

 私は後手縛りで椅子に座らせたり、ベッドに寝かせたりするときは、枕をクッション代わりにするなどの配慮をしています。