多くの方がその存在さえ知らない。
1981年ロイヤルミントが発売したプルーフコインセット。
1911年に発売されたセット以来のロングセットです。
通常、ロングセットとは９、11、13枚のコインがセットになったものです。
4枚、6枚といったものはショートセットと呼ばれます。
ヤングエリザベスの5ポンドプルーフ金貨が真ん中に。
その上下にソブリンプルーフ金貨と
チャールズ王子とダイアナ妃の結婚記念のクラウンプルーフ銀貨。
左右には50ペンス〜1/2ペニーまでのプルーフ硬貨が配置されています。
9枚のコインを記載しておきます。
ゴールド：
・5ポンドプルーフ金貨（39.94グラム）
・ソブリンプルーフ金貨（7.98グラム）
シルバー：
・クラウンプルーフ銀貨（28.28グラム）
ニッケル：
・50ペンス硬貨（13.50グラム）
・10ペンス硬貨（11.31グラム）
・5ペンス硬貨（5.655グラム）
ブロンズ：
・2ペンス銅貨（7.128グラム）
・ペニー（3.564グラム）
・1/2ペニー（1.782グラム）
セットの発行数の詳細は分かっておりませんが、
最大で5000セットの上限が設けられておりました。
5ポンドプルーフ金貨の発行上限が15,000枚でしたが、
実際の発行数は5400枚でした。
同じ割合で考えると多くても1800セット程度ということになります。
下記のセットよりも断然発行数が少ないことがわかります：
1902年エドワード7世（8,066セット）
1911年ジョージ5世（2,812セット）
1937年ジョージ6世（5,500セット）
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