こんばんは
それからこちらは
夫からホワイトデーにと
わたしと娘にくれたお菓子
激動の半年でした。
【半年の前半】はこちら↓
【半年の後半】を簡単に。
夫に肺がんが見つかりました。
(以下、がんのあだ名は肺みょんとします)
告知を受けたのは
クリスマスイブでした
姑には肺みょんのステージや治療が
決まるまで内緒にして
勘の鋭過ぎる娘には正直に話し、
3人でお通夜のような
クリスマス、年末年始を過ごしました
娘はそんな中で
自分の人生にけじめをつけたんだったなぁ
改めて、凄いやつだ
それから
怒涛の検査検査
そしてステージが決まり
ラッキーな事に
手術で取り除く事ができ、
無事治療が終わりました。
手術日はね、
バレンタインデーだったんだ
告知がクリスマスイブで
手術がバレンタインデーなんて
愛しかないよね
退院後、暫く自宅療養して、
職場復帰した日に
仕事帰りに買ってきてくれたの
毎年、
百貨店の決まったお店だったけど、
人混みはまだしんどくて、
通り道にあったからと。
いらん、いらんよ
バレンタインデーそれどころじゃなくて
わたしも娘も何もしてないやん❗️
無事に
生きて帰って来てくれただけで、
他に、
なんもいらんやん
もったいなくて、
色んな感情が入り混じって
食べられへん
一応賞味期限みたら7月までだったから
なんかの折に食べます
沢山の人に助けてもらいました。
医療関係者はもちろんのこと、
話を聴いてくれた人
一緒に泣いてくれた人
わたしに安心のお守りをくれた人
心のバランスを整えてくれた人
エネルギーを送ってくれた人
そこに長い付き合いかどうかとか
プロかどうかとか関係なくて
わたしがどれほど救われたかわからない
感謝しかない。
病氣はね、
もちろん、本人が一番辛い
體に症状があると辛いし
なくても自分の中に病があると知る辛さ
そして、
周りはそれを
ただ見守るだけしかできない辛さ
それから
治るかどうかとか
わからないという不安
心がとても揺さぶられて
疲弊するんだなぁと
知ったんだ
わたしも娘も夫の母も
僅か半年の間に
2度も夫の命と向き合わされた
夫は自分と向き合った
だから
自分を整えて
整えて
今この瞬間に必要じゃないものは
手放して脱ぎ捨てて
モヤモヤする事があった時に
自分に見て見ぬ振りとか
我慢していい子のふりしてまで
相手を理解しようとするとか
やめたんだ
みんな本当に良くがんばったなぁ
おかげで
一生忘れられないバレンタインデー
だったよ
ちょっとずつ、
その時に起こった奇跡や
心をどうやって整えていったかを
綴っていけたらいいな
誰かの氣づきや助けになるといいな
ありがとう
美雪