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欧米はなぜウクライナでの勝利に必死なのか?
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2023/01/post-75cc83.html



アメリカ権力者の一部、特にネオコンはウクライナでロシアを破るのに自暴自棄になっている。

 

彼らはロシアをウクライナで勝たせているアメリカとNATOは十分戦っていないと考えている。

 

連中の基本的前提は、ロシア大統領の基本目標が「ロシア帝国」の確立なのだから、アメリカは今までしている以上に、すなわちウクライナに何十億ドルもの価値の兵器供給をするより遙かに多くのことをしなければならないというものだ。

 

コンドリーザ・ライス(元アメリカ国務長官や元国防長官ロバート・M・ゲイツ)が最近ワシントン・ポストに書いたように、アメリカにとって「許せない」あまりに強力な立場にロシアがなるのを阻止すべくアメリカは出来限りのことをしなければならない。

 

「このようなシナリオを避ける唯一の方法は、新たなロシア攻撃を阻止し、東部と南部でウクライナがロシア軍を押し返すのに十分なだけ、アメリカと同盟諸国がウクライナに緊急に軍事補給と能力の劇的増加を提供することだ」と連中は主張している。

要するに、ロシアに対するNATO総力戦にも等しいウクライナに対するアメリカ支援は、ネオコンの権益に役立つよう、つまり世界支配覇権を維持するため欧米の勝利が不可欠なのだ。

 

連中はこの紛争を、NATO拡大というアメリカ政治の帰結ではなく「いわれのない侵略」で「国際秩序」に対するロシアによる「攻撃」と見なしている。

連中の強い立場や今にもありそうなウクライナでの勝利という欧米神話をうっかり暴露するアメリカ覇権の擁護に関するこれら懸念は今やホワイトハウスでも反響している。

 

1月6日の記者会見でローラ・クーパー国防総省副次官補はこう述べた。

「全体的な戦略的見地から、プーチンがウクライナを占領するという目的実現に成功した場合の破壊的結果はいくら強調してもし過ぎることはない。我々が第二次世界大戦以来見たことのない形で国境が書き直されるだろう。」

NATO拡大推進の背後にある中核目的は復活したロシアの前でこの同盟を強化することだった。

 

ロシアが欧米(アメリカ/ヨーロッパ)統合勢力に対し甦った今ウクライナでの紛争はバイデン政権にとってのみならず、ほぼ1年前、この紛争はたった一つの形、ロシアの衝撃的敗北で終わると思っていたネオコン全員にとって実存的危機になった。

だがそれは起きておらず「闇の国家」ネオコンがアメリカの支援にもかかわらず「ウクライナ経済は破滅状態にあり、何百万人もの国民が逃げ、インフラは破壊され、鉱物資源、工業生産能力とかなりの農地がロシア支配下にある」と自身の言葉で記事に書いた。

ウクライナで破滅状態にある全てがネオコン自身の状態を反映している。

 

連中が損なわれないようにしておくため世界中でこれまで何十年間も使っていた同じ好戦的手段でそれを復活させようと努力する中、連中の世界秩序は連中自身の重みで崩壊している。

同盟の全ての国々がワシントンやネオコンの権益や展望を共有するわけではなく連中の状況は悪化している。

 

ドイツは好例の一つだ。

 

フランスはもう一つの例だ。

 

このリストに加えて欧米にとって問題を一層こじらせるのは、ウクライナ当局さえ今や自分のためでなくNATOのために、この紛争を戦っていると考えていることだ。

ウクライナ・テレビ番組の「爆弾」インタビューでウクライナ国防大臣がウクライナが、NATOから大量の資金を受け取っているので既にNATOの事実上の同盟国だと述べた。

 

第二に、彼らが行っている「戦争」はNATOの任務、つまりNATOを拡大し欧米覇権を保証する政治に直接結びついていると述べたのだ。

 

彼の言葉を引用しよう。

「[2022年6月の]マドリッドでのNATOサミットで」「今後10年にわたり同盟に対する主な脅威がロシア連邦だと明確に述べられた。今日ウクライナはこの脅威を排除している。我々は今日NATOの任務を遂行している。NATOは血を流していない。我々は血を流している。それが彼らに我々に武器を与えるよう要求する理由だ。

任務とは何だろう? 

 

NATOと密接につながるシンクタンク北大西洋理事会によれば、任務はロシア打倒だ。

 

 

 

「ウクライナでの敗北は世界軍事大国の地位からロシアを引きずり下ろし、再び広範な地域を脅かす前にモスクワを長年の再建に直面させるだろう。極めて重要なのは、ウクライナを支援することで欧米は自身の軍隊を犠牲にしたり死傷者もだしたりせずロシアの軍事力を劇的に弱体化することが可能だ。

だが上記の通りロシアを破るというただの熱狂はこれまでのところ十分ではなかった。

 

それ故のウクライナのため「更に多くのことをする」ワシントンの自暴自棄だ。

 

これらネオコンと「大西洋主義者」が売りこんでいる考えはウクライナでのNATO敗北が破壊的結果をもたらす。

 

第一に第二次世界大戦後の国際秩序を転覆させるだろう。

 

第二に、ウクライナでのNATO敗北はロシアを他のNATO加盟国も攻撃するよう仕向けかねない。

これら狼狽した予測は破滅の日あるいは第三次世界大戦、欧米がもはや世界を操れない状況を予想している。

 

このシナリオで統合NATO軍をロシアが独力で破れるなら、中国が「東ブロック」に軍事的に加入した途端、勢力の均衡は劇的に変化するだろう。

 

この可能性は決して遠くない。

 

モスクワと北京間の「無限」の友情が示すように、それは多いに現実だ。

 

この連合はネオコンと大西洋主義者がどんな挑戦者からもこれまで何十年間も守ろうとしてきた国際秩序解体するのに役立つだけだ。

 

 

 

 

「膨大な犠牲者を出しながらもナチス・ドイツを倒したのはソ連だった」という歴史的事実を知らないアメリカ人 / 「Twitterファイル」第15弾は、大手メディアの情報源だったシンクタンク「ハミルトン68」が偽情報機関だったという暴露
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=336454

ShortShortNewsさんのある意味衝撃の動画が飛び込んできました。

 

 

「ナチスを倒したのはソ連、戦後に米国はナチスを取り込んだ」という動かし難い歴史的事実を、当のアメリカの人々は知らない様子です。

 

専門家が

「アメリカは、第二次世界大戦から意識的にかつ明確に元ナチスと同盟を結び、ナチスが裁かれないよう助けた。『ラット・ライン』と呼ばれる(ナチスの逃亡経路を作る)作戦を共謀した。ナチスをドイツから逃して、ソ連や南米の左翼勢力に対する反共産主義部隊として展開した。」

と解説すると、

 

 

納得できない表情のキャスターが

「しかしホロコーストを終わらせたのは誰なのか?(アメリカでしょう?)」

と詰め寄ります。

 

「ソビエト連邦ですよ、実際は。」と専門家は答えます。

 

するとキャスターのお姉さんは、なにをバカなことをという顔で笑って「違うでしょう。」と言うのです。

 

驚きました。

 

専門家は

「米軍がドイツに入ったのは、ロシア軍が2000万人以上の死傷者を出しながらナチス・ドイツを負かした後です。」

それを認めたくないキャスターは

「それでも米国の介入がなければ、ホロコーストでもっと多くの人々が死んでいたでしょう。」

と食い下がると

「ソ連とアメリカが連合してナチス・ドイツを倒したことは良かったと思います。しかし、ナチス自身はその後、米国と同盟を結び、ソ連や南米の共産主義者や社会民主主義者を追いかけるようになった。」

と、ありのままの事実を語ります。

 

それでも納得できないキャスターは

「しかし、その過程で救われる命があります。多くのアメリカ人が命をかけて救ったのです。」

とアメリカの正義を訴えます。

 

専門家は「もちろんです。」と認めつつも「ナチスと戦うために死んだソ連人よりも圧倒的に少ないけれど。」と答えていました。

 

アメリカの人だけでなく、日本人も「何が何でもアメリカが正義」と思っていないだろうか?

 

日本に原爆を2つ落としたのはソ連ではない、アメリカなのですが。
 

そして今、「Twitterファイル」第15弾が出ました。

 

欧米の大手メディアや大学が信頼できる情報源としてきたシンクタンク「ハミルトン68」が実は、極左やネオナチが運営する偽情報機関だったことを暴露しました。

 

 

政権に都合の悪い情報はロシアと絡めて弾圧し、真実の情報にはフェイクだとして注意喚起すらしていたそうです。


こんな連中が「ナチスを倒したのはアメリカだ」と嘘をつくなど朝飯前です。

 

私たちはそれを見破らねばなりません。

 

 

 

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