「復興は不要」経産省 | きなこのブログ

きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

日本を明るい未来へ…

匿名ブログで「復興は不要」 経産省官僚、身元ばれ閉鎖
朝日新聞デジタル 9月26日(木)2時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130926-00000006-asahi-soci

復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいい――。

2年前、匿名ブログに書き込まれた一文が、ここ数日、インターネット上に広まり、騒ぎになっている。

閲覧者らが身元を割り出し、筆者が経済産業省のキャリア男性官僚(51)であることがばれたためだ。

事態をつかんだ経産省も「遺憾であり、速やかに対応する」として、処分を検討し始めた。

この男性は経産省の課長などを務め、今年6月から外郭団体に出向している。

復興に関わる部署ではないという。

ブログでは匿名だったが、過激な書き込みが目立ち、仕事にかかわる記述から閲覧者らが身元を割り出したとみられる。

24日午後から、実名や肩書がネット上にさらされた。

「復興は不要だ」との書き込みは、2011年9月のもの。

被災地が「もともと過疎地」だというのが根拠だ。

今年8月には、高齢者に対して「早く死ねよ」などと書き込んだ。

同7月には「あましたりまであと3年、がんばろっと」などと、天下りを示唆する内容も記した。
.
朝日新聞社






これから本格的な原発廃炉処理もド素人集団の作業者しか居ない。そんな作業者も線量制限で居なくなる。
http://31634308.at.webry.info/201309/article_22.html

福島原発で普段から気になっていたのは、強烈な放射能によって、被爆した原発作業者の交替者の確保のことである。特に最近、アット驚く事故が多発している。例えば、ネズミが原因で配電盤の中でショートして冷却ポンプが止まったことがあった。ネズミが密閉した鉄板で囲われた配電盤の中に入ること自体が普通では有り得ない話である。ネズミのせいにしているが、作業員がチョンボしてショートさせたのではないかと思っている。

優秀な下請けの作業者は、被爆限度を超えて作業出来なくなり、全く作業経験がなく、頭数だけの作業者で作業がやられているのではないかと思っていたら、やはり日刊ゲンダイ紙の以下の記事がそれを裏付けていた。

「スパナって何ですか?」 いわき市議が告発! ド素人集団化している原発作業員の実態
使う機材もポンコツばかり
http://gendai.net/articles/view/syakai/144716

 貯水タンクからの汚染水漏出、故障続きのALPS(多核種除去装置)、大型クレーンの傾倒事故……など、故障や事故が相次ぐ福島原発。ハッキリしているのは東電のあまりにズサンな体質だが、原発作業員から相談を受けている福島・いわき市議の渡辺博之氏は「起こるべくして起きている」と言い切った。人が集まらないのだ。

「原発の現場ではさまざまな作業がありますが、東電が安い価格で入札をかけるため、業者間でたたきあいになり、技術力の乏しい業者が『安かろう悪かろう』で落札することになるのです。そういう業者は作業員に危険手当も出さないから、人件費も低い。最も安い場合、日給は1日6000円です。放射線量が高く危険な現場なのに、これでは人は集まりません」

 その結果、原発はもちろん、建設・建築現場の経験すらない作業員が福島原発で増えているという。

「福島原発では、建設・建築の現場経験者は2割ほどと聞きました。驚くことに『ネジを右に回すのか、左に回すのか』と聞いたり、『スパナって何ですか』と真顔で質問したりする作業員もいるそうです」
 作業で使う重機類にも問題があるという。福島原発で使用されているクレーンなどは高濃度の放射能で汚染されているため、原発以外では使えない。そのため、使用後は東京電力や元請けの建設会社などが重機業者から買い取り、廃棄することになっている。しかし、安く買い叩かれるのは目に見えているため、重機業者が新品ではなく、中古品を持ち込んでいるというのだ。

 技術や知識に乏しい作業員がポンコツ機械を操る――。これでは事故や故障が相次ぐはずだ。

これから、廃炉作業は何十年、百年単位で続く。今汚染水が最大の問題のように取り上げられているが、これからは4号基の大量に貯蔵されている核燃料棒を早急に吊り上げて安全な格納庫に保管しなければならない。この作業は大変な放射能の中でクレーンを操作しなければならない。作業は超ベテランの操縦者がやらなければならないが、そのような作業者が確保されるかもわからない。

作業員は「五年で100ミリシーベルト」の線量以内に制限されている。基本的に広くたくさん雇って、線量が増えないように薄く作業をやらなければならない。廃炉作業は、メルトスルーした原子炉の作業であり、汚染水などの線量レベルではない。カメラ映像を撮ろうにも、放射線が強すぎで、昔の傷ついた映画フィルムの映像のような状態になる。こんな記事を書いて心配事書いているが、今後の状態は予断は許さない。汚染水を貯めているタンクもあと数年以内に次々と汚染水が漏れる可能性が大きいと思っている。

今のこのような状態を0.3Kmの中に完全にコントロールしていると平気で嘘を言う首相の下では、政府が責任を持って処理を行うと言うがとても安心して任せられない。