イタリアの好きなところ。
おおらかさ。
たとえば、バールで、
店員さんが店内を掃き掃除。(あれ、もしかして日本だったら、飲み食いしてるお客さんがいるのに掃き掃除はしちゃいけないとか言われるのかな?)
私はよく働くなーと見ていた。何度か行ってたバールだったのでいつもシャキシャキしてて好印象でした。
そしたら、常連さんが来店。
軽く挨拶して、Arrivo subito!今行くね!と声をかけ、掃除を切りのいいところまで続けた。
その間10秒から20秒くらいかな。
履いて集めたゴミをチリトリにイン。
それから落ちていて接客。
日本なら、来客があるとすぐに手を止めて、掃除は放置して接客をする印象があり、またそれをお客さんも望んでいる。
時間の価値が違うというのも一つかもしれない。特に今の時間帯はランチ前、朝食後の比較的ゆったりした時間。
もちろん1時間しかない昼休憩に同じことされたらイラっとするが、いつもいつでも同じ対応ですぐさま対応!をお互いに求め、実行する必要はないなぁ、と思うこのごろ。
だけど、日本人の感覚で、お客さんとして来店し、その態度の店員を見ると、自分の存在を無視されているように一瞬感じるのもまた事実。
私はすっかり日本の即対応のサービスに慣れてしまっていますから。
ただ、やっぱり過剰に求めすぎるのは、よくないなって思います。
相手は、ほかの人にとっての自分。
つまり自分も労働者なんだから。
つぶやきでした😊