最近変えた練習法。

短いフレーズずつ、録音すること。

録音に頼るのも必ずしもいいとは限らないのもわかるのですが、せめて今録った録音だけでも、自分の中のイメージに近付けたい。


よくレッスンを録音するじゃないですか、皆さん。
私もします。

形だけですが笑

というのも、あまり聞き返しませんでした。

というか、聞き返すのに興味がなかったというのと、興味がすでに受けたレッスンの中で言われたことを直していくことに向いていたため、確認作業の聞き直しはいつもしないで、たまに発声部分だけ聞きながら取り入れてみたりしていました。


それと、歌い姿。
特にブレス。

最初から固まっている姿勢に高いブレス。

これに対しての認識の甘さを叩きのめしたいと今取り組んでいます。

つまりは、歌の柱になる身体のラインがないから、姿勢がブレたりするんだし、またブレスに対しても固くしがちだから、胸にまで息を入れたくなるんだろうと。息を吸い過ぎ。


いかに自然な歌い姿で、聞いている人にリラックスさせるか。

頑張ってる歌は卒業しなくては。


今の練習法に変えてから思うのは、これまでレッスンで言われてきた数々の言葉。

『エやイは前に出過ぎるから抑えめに』
『このイはオの中にあるイだと思って』
『レガート』
『出し過ぎ!ピアノで!』
『縦の響きで!』
『前の母音の中に次の母音を変化させて』

リフレインしまくりです笑笑

頭の中にはイメージしているので、そのように歌っているつもりでしたが、聞くと愕然としました。

全くイメージと違う!

響きも聞くまではいいと思ってたやつが、聞くと支えとマスケラのバランスがただマスケラ側に偏りレガートの支えが抜けているだけだったり。

気持ちよく出していた高音が、伸ばしているうちに音程まで上がっていて、キープできていなかったり。

フレーズの終わりから、次の新しいフレーズの入り方がイメージと違ったり。


とにかくイメージと実際の音との隔たりがとんでもなく、愕然としました。

今はそれを一つ一つ、自分のイメージに近くするには身体をどう使うとよりいいのか、を確かめながら地道にコツコツやっています。

確実に自信はなくなりました笑笑


ただそんな中でも

先生にポロッと弱音を吐いて、
『大きなコンクールの入賞争いは無理なようなきがするんですけど』

と言うと
『僕は大きなコンクールでも君はちゃんと戦えると思ってる。だけどコンクールは色々絡むややこ
しいものだからね。』

と認めてもらえたり、

友人から
『昨日〇〇さんに会ったら、おまえの歌褒めてとぞ。』
て嬉しい報告をしてもらえたりと


理想には程遠い歌を無責任に歌い放っていた私に優しい言葉をかけてくれたりします。

あんまり落ち込みすぎるなってことかな。

そこまで悪くはないぞって。


だけど、頭の中にはMariella Deviaeがいるから理想は高い。

しっかり弱いダメな自分と向き合い、練習します。