昨夜、旅での1つ目の本番がおわりました。

ジョルダーノ劇場のサラ•フェドーラを使ってのコンサートでした。

私はLa traviata椿姫よりAddio, del passato過ぎ去った日々よ、さようなら を歌いました。

はじめてフルバージョンで歌い、来週の本番に向けて安心をさせてもらいました。


さて、今日はサレルノに移動し、La Bohème の本番です。
Musettaムゼッタ!!

正直、相手役のマルチェッロをする方が昔好きだった人に似ていて(顔だけ)、たぶんその影響で、昨日はその人の夢を見ました。相変わらずフェロモン強くて毒性があったわ笑い泣きちょっぴり罪悪感



アーティストとして、着々と役の準備してるって感じかな(笑)

昨夜コンサートの打ち上げで、マエストラと話をしたんだけど、やっぱりあの人は凄い。

勉強熱心。

彼女と話すと心に疑念が消える。
旦那の話は疑ってかかりますが笑


彼女のアドバイスをしっかり受け止めて、変わっていけるよう、頑張りたい。

彼女の純粋で情熱的な精神は、今ミラノではほぼ見ないと言ってもいいんじゃないかっていうタイプの先生。

カターニアの先生もそうだけど、

生徒にかける本気度が違う。

二人の師匠の歌を今日は紹介しようと思う。

Maria Gabriella Ciani soprano

恥ずかしながら、バロックの歌い手ってバロックしか歌えないってイメージがあった。
声の線が細いとか、アッボッジョがないとか。

彼女のこの録音は30年前のものだけど、一発撮りのものだそう。つまりは一切つぎはぎしていないと。

文句なしに素晴らしいです。
一度聞いていただきたい。

Giuseppe Costanzo Tenore

彼はGabriellaとはレパートリーが全く違います。完全にオペラの人で、リリックテナーです。

でも、Don Pasquale のErnestを歌っているのも好きです。https://youtu.be/c9CrlzOIDUg
また違って聞こえます。


*二人とも全盛期の歌声です*

こういう方はイタリアでも希少です。
人柄もよく、信頼できますから。
大切にしなくてはいけません。