約1カ月ぶりのコレペティのレッスン。


リズムの読み間違いに慣れてすぎてなかなか治せなかったら怒られたびっくり
あれれ。一緒に勉強したのに、本番をこなしていく中でいつのまにか歌いグセがついていたショボーン


それは置いといて、今日はかなり衝撃的なレッスンとなりました。


実のところ、ここだけの話、
ブレス、腹筋の使い方はいくつか未解決な点がありました。。。

歌のマエストロは、

ここで吸って、こう支える。だけど同時におなかみぞおちは柔らかいままで…

と長年にわたりもちゃんと教えてきてもらいました。

けれどもいくつか腑に落ちない点があり、わたしがやってみるとどうしてもお腹の全面が硬くなるんですよ。あれこれ姿勢を変え、ブレスの吸い方を変えてみたり、色々試しましたが、全てのパーツが揃う場所が見つからない、、マエストロのように柔らかいまま歌えないんです。だからわたしのやり方は何か違うのだろうと、なんとなく思い続けていました。

ある日YouTubeで、男性二人の歌い手が上半身ヌードで二重唱を歌っているのを見ました。
演出についての意見はさておき、お腹の動きがよく見えて、興味深くじっくり見ていました。

しかし、、、なぜそんな動きが出来るのか、正直言って、わからなかったんです。。


今朝もレッスンに行く前にまさにそのことを考え、あれやこれやとまた試していました。

なぜなら、一つ前の記事に書いたように、朝から横隔膜が硬く感じていたから。


そして、レッスンへ。


椿を持っていき、ジェルモンとの二重唱から始めましました。


全体的に悪くなかった。くるしくもないし、コントロールできている。マエストロも何も言わなかった。


いま思えば、マエストロは時が来るのを待って静観していたのやもしれない。しばらくは、何も言われず先に進みました。

わたしが思うに、今のブレスや支え方は悪くはない。けど、硬さが気になるところ。だから、フォルテで歌うドラマチックな箇所が来ると限界を感じ苦しくなるんです。思うように息が吐くことができないんです。。


Ah il supplizio sì spietato と歌う箇所になったとき、ついに止められました。

たしかにいつもここは余裕がない。。

ここで息の吸い方レクチャー&その後の下腹部の働かせ方レクチャー開始。

この先生、歌い手でもないのに、結構身体のこと言うんですよえー歌い手じゃないのによく教えてくるなぁって少し斜めから見てしまう自分がいて、これまでもレクチャーはたまにあったが、うまく消化してこれなかった。。

しかし最近特に下腹部の動かし方について疑問がずっとあった私は、先生のレクチャーを真剣に受け止めてみることに…
すると、まさにあのヌードガイたちがやっていた動きそのもの。。
あ、これだ、、と点と点が繋がった瞬間を感じましたキョロキョロ

それからまずは試しにと試してみたら、
なんだろ、、、息が自然に身体を駆け巡る感覚があり、その息は一切止まっていませんでした。止まる訳がないって感じで、ブレスとともに、たくさん入っては押し出されていく。デトックス効果もありそうなくらい気持ちよくて笑笑

途中で、じゃ、今までやってた歌い方をしてみて。と言われやってみた。

そしたら、

悪くない。けど、響きがさっきより硬いし、自由ではない。 

さっきの方が自由で、気持ちよかった!!

となりました。


なんだかすごく新しい感覚で、こんなに勉強してきても、まだこんなに大きな改善ができることがあり、それを実践できることに深く感謝しました。こういった体験はなかなか一人で勉強していて得られませんからね。


話をしていくと、先生曰く、男性と女性では、息を入れるポジションが微妙に違うんだよ。男性はより低い場所に息を入れる。


わたしの先生はテノール…

あ…だからか…びっくり

上記の真偽はおいておいて、

とにかくこの新しい発見をどんどん試してみたい!!今はそんな心境です。

歌ってほんと大変。でも大好きなんです。

あー大変 笑笑